2/8 東京フォレストオーケストラ第17回定期へ | takacciの「見た・観た・聴いた・読んだ」

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音楽に関すること、観たこと、読んだことへの感想などを書いていきます。(文中敬称略) 2019年4月より別サイトで掲載していた写真の記事も同居させましたが、20年7月に元に戻しました。

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日時: 2020年2月8日(土)14:00

場所: 銀座ブロッサム中央会館

曲目: 「プラハ」、「ザ・グレート」

指揮: 室賀元一

 

会場は地下鉄有楽町線の新富町駅から至近。こんな場所にこういう会場があったとは知らなかった。近いし天候も良かったので、家から一時間ほど歩いて行った。建物は一見すると中規模なビジネスホテルのような外見だった。

 

たしかこの楽団を聴きに行くのは四回目。たくさんアマオケを聴いているので、この楽団の前三回の演奏がどんなだったかはもう思い出すことが出来ない。三回のうち二回についてはこのブログに記事を書いたから我ながら便利に読み参考にした。すると、割りと良い印象を受けて家路に就いていたことが判明。今回はそういう楽団が「プラハ」を演奏するのだから、他の演奏会と競合があったにしても、簡単にこの会に行くことに決めた。「プラハ」は最近アルノンクール/コンセルトヘボウのCDを聴き夢中になっている曲。「グレート」のほうは前週別の演奏会で演奏に乗れず、私の中で少々評価が落ちている曲だったから、こちらに関してはやや斜め後ろ向きの気持ちだった。

 

「プラハ」が始まりワクワクして聴いていると、何と!弦の旋律がか細く不安定でヨレヨレしているではないか!? 予想乃至は期待していたのとだいぶ違う。こういう楽団だったかなあ。この調子で行ったらメインステージの「ザ・グレート」なんてどうなってしまうことか。一瞬暗澹たる気持ちになってしまった。

しかし聴いていると何故かその後徐々に持ち直し、「プラハ」は晴れ晴れと終了したのだった。何かとても不思議な体験。恐らくヴァイオリンに約半数、中低音部の弦には過半入っていた賛助出演者との関係がこの謎を解く鍵だろう、というのが私の素人判断だが、それにしても出だしの肝心なところでどうしてあのようになったのか理解できない。

 

「ザ・グレート」は的確な解釈による明快な演奏だったのでびっくりした。こんないい曲だったっけ、と嬉しくなって聴いていた。今、楽団のHPで指揮者の挨拶(方針)を読んでみたのだが、なるほどとうなずくことが沢山書かれていた。確かに各声部がその時々の役割を良く理解して頑張っていたと思う。「初心者から経験者まで幅広く」集まって前向きに練習しているから成果が出ているのだろう。聴き終わって、他のアマオケの方々もこの楽団を聴いたら良い刺激を受けるのではないか、という想いも浮かんできた。びしっと水準の揃った団体ではないかもしれないけれど、次の演奏会ではどんな演奏をするのか楽しみになる不思議な楽団だ。