日時: 2019年11月24日(日)14時
場所: 浦安市文化会館大ホール
指揮: 米津俊広
ホルン独奏: アンドレイ・ジュスト
ピアノ独奏: 桐榮哲也
曲目: ショスタコヴィチ・祝典序曲、R.シュトラウス・ホルン協奏曲、ラフマニノフ・ピアノ協奏曲2、ショスタコヴィチ5番
当日の朝まで三つの演奏会が聴きに行く候補として私の頭の中で競り合っていた。田園をやる横浜のと皇帝をやるティアラこうとうのとこれと。決め手になったのはベルリンフィルのホルン奏者が独奏を担当するシュトラウスの協奏曲だった。路線バスはあるものの多少足の便が悪い会場に、一度は歩いてみたかった往時の浦安の姿を留めているという境川沿いを浦安駅から南下。20分強で周りのひっそりした文化会館に到着した。
演奏は一曲目から好調。二曲目のホルン協奏曲ではさすがの独奏に大満足した。こういうレベルになるとミスが無いのが当たり前であるかのように軽々と難しいパッセージを吹くし、音色も角笛風の柔らかいものから金管特有のバリバリと割れる寸前の輝きまで自由自在。十二分に堪能させていただいた。ラフマニノフでのピアノはオケに埋もれてしまうことが多々あり少々欲求不満となったのに、ホルンの方はそういうことが無かった。曲の出来の違いなのか、この日のオケと独奏者の関係なのか、私には分からなかった。
さてメインステージのショスタコの5番。これは実に染み入る演奏で嬉しかった。これまで聴いた中で一番感激した5番だった。よく目を凝らすと、ホルン群にあの独奏者も加わっていたように見え、団員によるソロ部分も含め他の演目の時よりぐっと安定していたようだ。
盛り沢山の記念演奏会はこのようににぎにぎしく終了。大変大変楽しませて頂きました。