日時: 2019年9月22日(日)13:30
場所: すみだトリフォニーホール
指揮: 末廣誠
曲目: 「魔法使いの弟子」、「ローマの噴水」、バルトーク「管弦楽のための協奏曲」
この楽団の定期の入場券(無料)は往復はがきによる申込み・抽選で頂ける。私サイドに長い中断期間があったとは言え、初めて応募した50年ほど前から現在に至るまで、その抽選で一度も外れたことが無い。これはありがたいことだ。
昔のことは忘れたが、現在はその入場券を持って行くと当日会場で座席を指定されるシステムになっており、私は大概において一人で聴きに行くため、よほどの音響的欠陥のあるホールでなければ席に頓着しなかった。もう少し付け加えると、この楽団の定席は東京文化会館だったので音響が良く、座席にこだわる必要が低かったのだ。なのでいつも開場時間頃会場に行って座席の指定を受けていた。すると、あてがわれる席は最前列の脇の方とか、両壁近くとか、上階の脇の席だった。
この日は珍しく同行者がおり、会場も違う。少しは良い席が欲しいと思い、入場券と座席券の交換が始まる時間の少し前に、それを待つ列の最後尾に並んでみた。すでに200人くらいが列を作っていたように思う。その結果一階後方中央付近の席をゲット。そうか、こういうことだったのか。座席券はランダムに渡されるのでなく、(たぶん楽団判断による)良い席から配布していたのだろう。それはそれで全く構いません。すでに席は決まったのだから、開演前まで近所のファミレスで過ごした。
さて演奏。魔法使いの弟子はこれまで聴いた実演の中で一番素敵な演奏だった。特に最後バシャンとひと叩きして終わるところは、ぴったり息が合っていて洒落た終わり方だった。
レスピーギは「リュートのための古風な・・・・」をちょいと洒落てるなと思った以外は良いと思ったことが無く、この日も始まって間もなくこっくりし始めた。
さてお目当てのバルトーク。これは素晴らしかった。小さなもたつきを除くと(今や死語に近い言い方だが)アマチュアとは思えない洗練された演奏で、特に金管が合奏で他の楽器と「協奏」する箇所では、その輝かしい音色とバランスの取れた響きに感激した。エネルギッシュ、乃至は豪放な演奏ではなかったけれど素晴らしい演奏で、とにかくよい時間を過ごせたと思う。ありがたや。