日時、場所: 2月3日(日)14時、なかのZERO
指揮: 佐々木新平
曲目: プラガ・サントス「3つの交響的スケッチ」、「青少年のための管弦楽入門」、ブラームス2番
前回の演奏会で存分に楽しませていただいた楽団が私の大大大好きな「管弦楽入門」を演奏してくれるのだから、行かない手は無いでしょう。(前回の感想はこちら)
ことによると難解な曲なのでは、と思っていた「3つの交響的スケッチ」が鳴り出すと、さしたる間を開けずにいい演奏だなあと安心した。どんな曲なのか、どういう演奏がしたいのか、がはっきり分かっていて、それに向けて良く練習が行き届いているのだという感想。うん、来て本当に良かった。
「管弦楽入門」は解説付きで演奏するとのことだったので、誰がどういう形で解説するのか、興味津々で始まりを待つ。すると指揮者が指揮しながらマイクを通じて語るスタイルだった。これは大変だろう。それほど語りのできる間がない中で、もしも解説内容を忘れてしまったら大変なことになる。一つの楽器の紹介から次に移る間も曲は続いているのであり、それも簡単な演奏で済むレベルの繋ぎではなさそうだから、指揮者に大変なプレッシャーが掛かったのではないだろうか。本番では上手く行ったようであり概ね良かった。
演奏は始まってからずっとワクワクしっぱなし。特にクラリネットの番ではとろけるような音色に心を揺さぶられた。楽器が紹介された順番で続くフーガに入ると、テンポが急速だったのでびっくり。私ごときの集中力では各楽器の指がちゃんと回っているのかどうか聞き分けられないくらいの速さだった。速さに集中して音量が小さくなったのか、パーセルの主題が出て来ると速いフーガの方が消され気味になってしまい残念だった。
ブラームスはアマオケには難しいのでは、というのが私のこれまでの印象ながら、この日の2番の演奏は堂々たるもので、その腕前に感銘を受けた。しかし途中で、私自体がブラームスの交響曲をさほど好きじゃないことを思い出し、ちょっと長い曲だなと思いながら聴き終えた。ブリテンで感激できたからいいのである。