ポロニア・フィル第一回定期へ | takacciの「見た・観た・聴いた・読んだ」

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音楽に関すること、観たこと、読んだことへの感想などを書いていきます。(文中敬称略) 2019年4月より別サイトで掲載していた写真の記事も同居させましたが、20年7月に元に戻しました。

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例により演目、場所、入場料を参考に行きたい演奏会を絞り、本日はめぐろパーシモンホールへ。

 

演奏: 田部井剛指揮、Paulownia Philharmonic Orchestra

 

演奏曲目:

・フィンガルの洞窟

・未完成

・運命

 

どの曲もパート同士のバランスが良く、またしっかりした演奏であり、実に良い音楽に浸れた演奏会だった。未完成の第二楽章は私の苦手とする音楽であり、ここではついウトウトしてしまったけれども、他はどの部分も音楽が生き生きしていた。今日は10月としては記録的に暑い日であり、家を出るまでは「こんな暑いのなら行くのを止めようかな」と思わないでもなかったのだけども、演奏を聴き終えると、来て本当に良かったと思った。「フィンガル」は本当によく出来た曲だ。未完成の第一楽章ではシューベルトの抒情性が胸に迫ってきた。「運命」は私がこれまで聴いてきた中で一番気に入った演奏。いつもであれば騒々しく感じる第4楽章であっても、こういう演奏で聴けるのなら良さを納得できる。若い奏者の皆さんは良い指揮者に恵まれて幸せだ。きっとこの演奏会に至るまで充実した音楽生活を送られたことと思う。

 

レベルの高い当地のアマオケ界には数多の星が輝いているけれども、そこに新星が誕生したのでは!

 

ポロニアという楽団の名前は「桐」を意味していて、母体となった桐蔭学園高校の桐から取ったとのこと。その卒業生が進学先などでのつながりをもとに構成した楽団、とプログラムに紹介してあった。

第二回定期は来年秋、同じ指揮者でマイスタージンガー第一幕前奏曲、マ・メール・ロワ、ブラームス2番をやるそうだ。