今日の日経夕刊の裏表紙に掲載されたクラシック音楽関連の二つの記事がとても印象に残った。
一つ目は岩野裕一による「日本指揮者列伝」の4回目。
「好対照の山田一雄と渡邉暁雄」
「戦後の音楽界けん引」
という内容をジャスピンで伝える見出しが付いていた。
お二方とも私が中学~大学の頃ご活躍を直に聴いた覚えがある。
特に渡邉さんのほうは私が良くみる音楽番組でインタビューに答えて話すことが多かった。
下町育ちの私にはとんでもないお上品な口調で話されていたのを思い出す。
山田さんの演奏は(音を出していた楽団の力のせいかもしれないが)ちょっと濁った音ながら情熱で迫ってくる感じ、渡邉さんのはすっきりと形の整った、しかしピンと来ない感じ、と覚えているが、聴く耳を持たない子供の印象だからあてになるものではない。残されている音源で聴いてみたらどうなのか、そのうち聴いてみたくなった。
当時私が知る由も無かったお二人の航跡と業績がコンパクトに記されていて素晴らしいコラムだった。
もう一つはバス歌手岡村喬生による「こころの玉手箱」の3回目。
彼が奥さんの土産にする宝石を仕事場の同僚だった指揮者のイシュトバン・ケルテスが選んでくれて、それにまつわる思い出が語られ ていた。テルアビブでの公演の合間に彼らは一緒に海水浴に行き、そうしたらとんでもないことになって、、、えーっ!!っという結末になる。
恥ずかしながら昔よく耳にしたこの指揮者にこういうことがあったとは知らなんだ。