9月下旬の土曜日の続きです。
乙支路3街で冷麺を頂いた後、
街歩きイベント「マチノアルキ」参加のために
東大門へ向かいます
1年間半参加してきたマチノアルキも
今回が最後の参加になります...
いつの間にか古参メンバーになってしまったワタクシ、
最後は希望する街を皆で歩きましょう!と言っていただき、
昌信洞(チャンシンドン)
をリクエスト。
マチノアルキで最初に歩いた街、昌信洞を
最後にもう一度巡ってみることにしました
東大門の裏手にある広場に全員集合して
自己紹介の後、早速スタートです
まずはもちろん「東大門」から
水原華城の長安門も同じような造りですが、
門を囲むように円形の城壁が作られているのが特徴的。
攻め込まれた時の時間稼ぎとしての役割があるそうです。
半円形の城壁の一部は切り取られていますが
これはどうしてなのでしょう??
まるでブラタモリみたいですけど(笑)
正解は・・・
路面電車を通すため
なんだそうです!
そもそも東大門は城壁の一部に設置されていた訳ですが、
路面電車を通そうとした時に、
当初は
「東大門をくぐって半円形の城壁の脇から抜けていく」
というルートにしたそうで
そのために半円形の城壁の一部を崩したみたい。
その時の名残が残っているということですね。
その後、東大門の脇の城壁を崩して道路を通したので
路面電車もそちらを通るようになったようです。
城壁もキレイに修復されたので
ここで途切れているみたいに見えますけど
よく考えたら・・・・
それじゃ城壁の意味がありませんよねww
東大門はもう一つの鉄道路線
京城軌道
という私鉄のターミナルがあったそうで
そちらの痕跡を辿ります。
東大門を起点にして南東へ向かう路線。
1930年(昭和5年)に開業して
1961年(昭和36年)に廃止されたそうです。
ロッテリアの店頭に石碑が残されています。
廃止された時に跡地に人々が住み着いたからでしょう
路線が追えるような建物の並びになっていますね。
・・・とここでマチノさんが
とっておきの場所に連れて行ってくれました。
靴がズラリと並ぶ商店街を抜け、
狭い軒先を通り抜けた先にたどり着いたのは・・・
奥の方に見える白い建物。
古建築マニアのマチノさんらしい建物です^^
建築された時期は分かりませんが、
壁の曲線が美しくてビックリですね!
さて、廃線跡に沿って進んでいきます。
バラックが進化?したような家並みを抜けて・・・
辿り着いた先には
実際に魚が泳いでいる水槽も・・・
お店のを見ると
수족관 (水族館)と書いてあったり
관상어 (観賞魚)と書いてあったり
更に進んでいくと
玩具と文具の街に入っていきます。
問屋さんも多いですが、小売りもやっているみたい。
小規模なお店が多くて、
ビルとビルの細い隙間に強引に作ったお店とか!
玩具・文具と言えば、
子供達が主要ターゲットだからでしょう。
巨大なゴリラやクマがいたり、
路上でお菓子を売っていたりと
華やかな雰囲気です
ソウルの中心部は、
様々な業種毎にお店や工場が固まっていることが多くて
街全体が専門店街のようにも見えてきますね~
小規模なお店も多くて
玉石混合なところも面白いところです。
(続く)
いつも読んで頂いてありがとうございます!




















