ニュースでも報道されているので
ご存じの方も多いかと思いますが、
韓国でも新型コロナの第二波がやってきて
8月後半から新規感染者が急増しています。
大邱を中心に猛威を振るった第1波が
4月末に収束したと思った矢先に
梨泰院のクラブ発の集団感染をきっかけにして
あちこちで感染が多発しましたが、
韓国お得意?の徹底的な追跡調査の甲斐もあり、
何とか小康状態を保つくらいの状況となっていました。
8/21(金)現在で324人と遂に300人を超してしまいました。
徹底的な感染対策でこのまま抑え込めるか?
と期待していたのですが・・・
教会、学校、病院、職場、カフェ・・・
既に市中に広まっていて
日本を追いかけるような状況になりつつあるみたい。
そんなに甘くはありませんでした。。。
これまでの感染者数の推移をおさらいしてみると
人数だけで言うと大邱の集団感染の人数までは達していませんが、
感染経路が不明な患者が急増しているらしくて、
前回より状況は深刻な様子。
特に今回はソウル市と周辺の京畿道に集中しているみたいです。
市中での感染拡大自体も大きな問題ですが、
感染対策に非協力的な一部の人たちの存在も
大きな問題としてクローズアップされています。
今問題になっているのは、
教会と保守系大規模集会。
「サラン第一教会」という教会で発生した集団感染では
教会が信者の名簿提出を拒否して
濃厚接触者の洗い出しが困難な状況に陥っているようです。
更に先週、光化門で開かれた保守団体の大規模集会に
サラン第一教会の信者も参加していたことから、
爆発的な感染拡大が懸念されています。
純粋に感染対策だけを考えればいずれもNGな行動。
ですが、多分に「政治」が絡んでいるようで・・・(> <)
どこの国も政治が絡むとややこしくなりますね...
韓国では、ソーシャルディスタンス(社会的距離)の取り方を
3段階で規定しているのですが、
これまで続けた来た第1段階から第2段階に引き上げ。
一部では第3段階の措置も取られることもある様子。
退勤時に街中を歩いてみると、
明らかに人出は減っているものの
閑散としているという程でもない感じ。
一旦緩んだ警戒感を取り戻すのは
初回よりも格段に大変なんだなと実感です。
第一波で打撃を受けたお店も多い中、
第二波で再び休業を余儀なくされると
経済的なダメージも甚大になりそうで
そちらも心配ではありますが・・・
ここ数週間が勝負なのでしょうから、
もう一度しっかり感染対策しようと思っています
いつも読んで頂いてありがとうございます!