2月中旬の日曜日。
 
マチノアルキの続きです。
 
最後の目的地へマウルバスでやってきました。
 
 
길상사
吉祥寺
場所はこちら
 
どうしても
「きちじょうじ」って読んでしまいますが笑
「キルサンサ」が正解です!
 
 
元々「大苑閣」というソウルでも有名な高級料亭。
料亭の主人からの寄贈によって寺院になったという
珍しいお寺です。
 
 料亭の女主人・金英韓(キムヨンハン)は、
もともと裕福な家に生まれましたが、
父の死によって妓生として売られてしまいます。
その後、持ち前の才覚で妓生として成功。
 詩人・白石(ペクソク)と出会い恋に落ちるも、
白石の家族の反対に遭います。
 白石からの満州への駆け落ちの誘いを断り、
白石は満州へ。その後、南北が分断されて、
生き別れとなってしまいます。
 心の平安を求める内に、法頂僧侶の著書
「無所有」に出会い、料亭の寄贈を決意。
遠慮する僧侶に10年に渡って受け入れを求め
ついに想いを遂げたそうです。
 
まるでドラマのような悲恋の物語。
マチノさんが見たかのように解説してくれました!
 
マチノさんのブログに詳しく書いてあるので
こちらをご覧ください!
 
 
カトリック信者の彫刻家に依頼して製作したマリア観音。
 
 
宗教和合の願いを込めて製作したらしいですよ。
 
 
普通の仏像に比べると厚みがないのも
ちょっとびっくりしたびっくり
 
 
極楽殿は料亭を彷彿とさせる佇まいです。
 
 
元々、岩山の合間の渓谷で
清らかな水が流れる梨畑だったそうですラブ
 
 
点々と配置されている小さな部屋も料亭の頃の名残なのでしょう。
現在は、僧侶たちの修業の場として使用されているそうです。
 
 
雪景色も綺麗ですが、
紅葉の季節もきっと絶景でしょう。。。
 
 
誰が作ったか知りませんが、
冬ソナを彷彿とさせる雪だるまも照れ
 
 
奥の方に進んでいくと、
真影閣という建物にたどり着きました。
 
 
中にも自由に入れるみたいで、ちょっと入ってみると・・・
床が暖かくて嬉しい~グッド!
 
 
2010年に亡くなった比丘法頂を祈念した建物のようです。
 
 
遠くの方に小さくソウルタワーが見えます。
 
 
今回のマチノアルキはこれで終了。
帰りのマウルバスがしばらく来ないみたいで・・・
駅まで歩いて戻ることにしました。
 
駅まで戻る道すがらは、豪邸が集まっているみたい。
スケールの大きさに度肝を抜かれますびっくり
 
 
何台も入るガレージ。巨大な門の横に小さな勝手口。
庭もとんでもなく広そうですね。
映画「パラサイト」のロケもこの近くで行われたそうですよ!
 
格差社会の一端を垣間見ながら
駅まで戻り、晩ご飯を食べに行きますあし
 
(続く)
 
 

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