不要不急の外出を避ける週末がずっと続いていますが、
せっかく時間があるのでドラマでも見てみることにしましたウインク
 
まずはあちこちで噂を聞いていて気になっていた
こちらのドラマを見ることに。
 
 
愛の不時着
 
昨年2019年12月から今年の2月までの3か月間
tvNというケーブルテレビ局で放映されたドラマ。
(日本ではNetflixで配信されているようです)
 
パラグライダー中に事故に巻き込まれて
北朝鮮に不時着してしまった
韓国の財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)。
そこで出会った北朝鮮の将校
リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)と
恋に落ちてしまうというラブストーリー。

 

北朝鮮との心理的な距離を縮めたいという
北朝鮮に融和的な現在の政権に忖度したドラマなのかな?
とちょっと抵抗があって、
何となく躊躇していたのですが・・・
 
実際に見てみると
確かにそういった面も否定はできないものの
単純にドラマとして面白いニコニコ
 
これまで最初から最後まで見た韓流ドラマというのは
冬のソナタだけだったのですがてへぺろ
(とにかく長いので最後まで見る気力が・・・)
ついに2本目のドラマとなりました!

 

私が気に入ったポイントは幾つかあって・・・
 
1.北朝鮮の様子や生活をかなりリアルに再現している?
 北朝鮮でロケできる訳もないので
北朝鮮での出来事は全てセットのはずなのに、
まるで北朝鮮でロケをしたかのような映像にビックリです!
 
北朝鮮の人々の生活・食文化や階級社会等々も
誇張している部分もあるのかもしれませんが、
かなりリアルに見えます。
 
脱北者の方からヒヤリングしたのか?分かりませんが・・・
ある程度は考証しているようです。
 
 
 ちなみに、昨年ソウルで開催されていた
「英国から来たMade in朝鮮」という展示会で
展示されていたポスターが使われていましたよ!
時代的にはズレていると思いますが。
(→記事はこちら
 
 
それから、
主人公ジョンヒョクの部隊の人たちと
一緒に食べていた貝焼きのシーン。

 

 
むしろの上にハマグリ?を置いて・・・
 
 
油を掛けて焼いて!
 
 
貝の殻に焼酎(ソジュ)を注いで呑む~
 
 
これ絶対に美味しいヤツですよねラブ
今度貝焼き食べる機会があったら絶対やってみたいです^^
 
それから、韓国では飲み会で
チメク(チキンとビール)
が定番の組み合わせですが、
 
北朝鮮では・・・
タルメク(干し鱈とビール)
が定番だそうで・・・
 
 
身近な話題での南北の違いが面白さに華を添えているんでしょうね。
 
2.朝鮮語と韓国語の違いを改めて認識
 出演している俳優さん達は朝鮮語と韓国語を
きっちり使い分けているみたい。
 朝鮮語と韓国語はもともと
各地方の方言の違い程度だったはずなのですが、
分断されて年月も経っているので、
かなり違う部分も多いのでしょうね。
 
私でもわかる韓国語と違う部分が多くて興味深かったです。
 例えば・・・
  アルゲッソ(わかった) → アルガッソ
  ヨボセヨ(もしもし) → ヨボシオ

 

3.個性的な役者ぞろい
韓流ドラマをそんなに見ていないので俳優さんには疎いのですが、
主演のヒョンビン、ソンイェジンはもちろんのこと
脇役の俳優さんたちが個性的で引き込まれます。
 
 
 映画「パラサイト」に登場していた役者さん
(左の2人)も登場していてビックリでした!
 
 
3.ありえないつっこみどころ満載
・竜巻に巻き込まれてるのに死なずに北朝鮮に不時着・・・
・地雷を踏んでも死なずに済んでいたり・・・
・どこからともなくパラグライダーが用意されていたり、
・何も持っていないはずなのにいきなり服装が変わっていたり
 
 明らかにおかしくても平然と進行していくので
最初は引っかかっていましたが、
逆にファンタジー感を増すことが出来ているのかもしれませんね笑
 
4.タイアップが露骨
 特に後半の韓国を舞台にした部分では
ほぼ毎回と言っていいほどBBQチキンが登場します。
 同じ時間枠だったトッケビと同様にスポンサーなんでしょうね。 
また、SUBWAYもかなりの割合で登場しています。
まぁ良いんですけどニヤリ
 
 という訳で・・・
序盤からスイスでのエピソードが出てきていて、
ハッピーエンドになるのは間違いなさそうな雰囲気だったので、
安心してみることができました。
 
 韓国の人たちも知らないことが多い北朝鮮の暮らし。
政治的にも敏感なテーマにもかかわらず、
多くの人が楽しむことができたのは、
現実離れしたストーリーにしたからこそなのでしょうね。
 
 今回はネタバレサイトで情報を補完しつつ字幕なしで見たので、
細かな部分まで把握できてはいないのですが、

機会があれば字幕版でもう一度見てみたいと思っています!!

 
 

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