順天(スンチョン)ひとり旅の続きです。
ドラマ撮影場を後にして、
再び77番バスで順天駅に戻ります。
順天駅の北側のバス停で
下車して向かったのが
次の目的地です

순천철도관사마을
順天鉄道官舎村
場所はこちら
ソウルナビ情報→こちら
大通りを進んでいくと
赤白青のKorail色?の建物が!
一瞬、
ホンモノの機関車かと思うくらいの
ランドマーク的な建物です

周囲に踏切の警報器まであって
かなりのこだわり

1階にはカフェもあって
賑わっていました!
建物の脇には
鉄道官舎の由来が書いてありました。
1936年順天鉄道事務所従事者
(多分日本人)の住宅として
計画的に作られた新都市。
病院、運動場、プール、
共同浴場、集会所なども
造られたそうです。
100軒くらいの団地だったようで、
現在でも修繕はされつつも
当時の雰囲気を残している・・・
そんな雰囲気を味わいたくて
住宅街をブラブラと散策します。
ちょうど梅の季節だったので、
あちこちから梅の良い香りがしてきます

所々に残された古めの家を見てみると・・・
何となく懐かしい雰囲気。
修繕しつつも
住み続けていることに驚きつつ・・・
近くの丘に上がって、
全景を見てみました。
不思議な感覚ですね。
近くにはKORAILと書かれた
アパートも建っています。
駅から近いので、
今でも鉄道関係者が
暮らしているのかもしれませんね。
通り沿いの民家には
歴代の列車を紹介した壁画?があったり・・・
住民のみなさんの鉄道愛が
感じられる住宅街でした。
一通り散策した後、
もう一つのランドマーク的な建物へ。
2階はゲストハウスのようですが、
1階は順天鉄道マウル博物館と
書かれています。
せっかくなので
ちょっと入ってみることにします。
入口を開けると受付にオジサンがひとり。
オジサン:「何しにきたの?」
私:「えっ!、、、」
予想外の質問にたじろぎます。。。
私:「博物館って書いてあったんで来たんですけど・・・」
オジサン:「あ~、じゃあここに書いて!」
私:「料金はいくらですか?」
と聞いてみましたが、聞いていない様子。。。
台帳に名前、住所、来場の
目的を書けば良さそうで
どうやら無料で公開しているみたいですね。
オジサン、説明したくして仕方ない様子。
早口の韓国語でアレコレ説明し出します。
残念ながら何を言っているのか?
サッパリ分からないので、
私:「日本人なので韓国語は良く分からないんです」
と言うと、ちょっとガッカリした感じで
納得してくれました。
そんなに広くない部屋に
あれこれ展示されています。
鉄道関係のグッズなどの収集品が
展示されています。
順天の鉄道の歴史とか・・・
鉄道官舎の図面なども展示されていました。
入居している人の等級によって
官舎の大きさも何段階かに
分かれていたみたいですね。
しばらくアレコレ見ていたら、
オジサンが一瞬外に出て行って、
戻ってきました。
この日はちょうど3月1日。
三一節の式典で
大統領が演説をしていたみたいで、
スマホのスピーカーホンで
演説の中継をずっと聞いています。
2人だけの部屋に演説が響きます。。。
何だか微妙な雰囲気のなか、
お礼を言ってその場を後にします。

建物の前には案内図がありました。
私は適当にブラブラしただけでしたが、
他にも見どころが色々あるみたいですね。
かなり歩き回ってお腹も空いてきたので、
鉄道官舎村を後にして、
昼ご飯を食べることにします。
(続く)