1月中旬の土曜日の続きです。
カロスキルを後にして
やって来たのは
乙支路3街
(ウルチロサムガ)
夕食の約束があってやってきたのですが、
1時間ほど早く到着したので
久し振りに乙支路3街周辺を
探索してみることにします。
乙支路3街周辺で
再開発計画が持ち上がっている
という話を聞いて
どんな感じなのか?
気になっていました。。。
乙支路3街周辺は、
金属加工や精密加工業の
中小企業が集まる職人街。
迷路のように入り組んだ細い路地に
小さい工場が密集しています。
以前何度か迷い込んだ思い出の街です。
記事はこちら↓
乙支路3街駅からすぐのところにあるのが
乙支麺屋
(ウルチミョノク)
北朝鮮式冷麺の名店ですね。
ちょうど休憩時間で閑散としていました。
そのまま清渓川(チョンゲチョン)方面に
進んでいくと
何だか様子が変です・・・
店頭に貼ってあるのは
移転案内
そのまま
清渓川沿いに出てみると・・・
取り壊しの工事が進んでいます!
瓦礫を搬出するダンプカーが
頻繁に出入りしています。
もう既に取り壊されているなんて・・・
心の準備が出来ていなかったので
かなりの衝撃ですTT
まだ取り壊されていないビルでも
あちこちで引越作業が進んでいました。
川沿いから路地の方に入ってみましたが、
移転案内が貼られた店舗が続きます。
もう少し進んでいくと
移転案内の貼り紙は無くなっていました。
こちらはまだ移転していないみたいです。
現在のところは、
川沿いの一部だけなのでしょうね。
あちこちに再開発反対の横断幕が
掲げられています。
近くにある世運商街(セウンサンガ)の
屋上から見下ろせないか?
と思い立って、、、
清渓川側から見下ろしてみました。
今のところは、
清渓川沿い一帯だけが
取り壊されているみたいですね。
交差点の角に
反対運動のテントが設営されていました。
もうちょっと時間があったので、
まだ取り壊されていないエリアに入ってみます。
土曜日の夕刻だったので
殆どシャッターは閉まっていましたが、
以前行ったお店もまだ健在。
賑わっていました。
乙支麺屋などの名店は
撤去を逃れる可能性が出てきたようですが、
今のところ再開発計画自体が
なくなった訳ではなさそうです。
時が止まったかのようなその風景に
ノスタルジーを感じ、
こういった風景が失われていくことに
よそ者ながら抵抗を感じつつも、、、
一方でそこで生活する人達にとっては
劣悪な環境であることも事実。
実態としては
強制退去のような形になっているようで、
生活する人達が幸せになるような
再開発にはなっていないのが
残念でなりませんTT
全てが取り壊されてしまう前に
軌道修正されれば良いのですが・・・
そんなことを考えながら、
待ち合わせ場所へ急いだのでした・・・