続きです

 

「自分ビジネス」がきっかけで、

 

うーん、私でもできるんだろうか、

と思ってやってみて、

今一つ、

はっきりした手ごたえはなかったものの、

 

今までに比べて、

私の中では、

明らかに

「ビジネスとしてがんばってみよう」

という気持ちは強くなってた。

 

それまでの何年かは、

正直いうと、

そこまで本気でガッツリやろうと

思ってなかった。

 

やってみたいけど、

そこまでじゃなくていい、

みたいな、

 

遠慮というか、逃げ、かな。

 

自信がなかったし、

事業として大きくした場合の

責任も負いたくなかった。

 

人には「売れたい」って言っても、

「そこそこでいい」

って、内心思ってた。

つまり、それって、

「別に売れなくてもかまわない」

ということだった。

 

 

でも今年、

 

もし、

本気で取り組んだら、

本当に私でもできるものなんだろうか、

って、

何度も強く思ったのね。

 

 

そうすると、

今まではあまり

自分ゴトとして興味を持てなかったことが

色々見えてくるし、入ってくる。

 

自分がやっていることを

「ビジネス」として

真剣に考えてみたらどうなるんだろう、と

少しずつだけど、

思うようになってきた。

 

当然、

ビジネスの話、知識に

興味もでてくる。

 

自分ビジネスでは

「知識より自己開示」という

イメージがあるのだけど、

やりたいこと、やりたいこと、と

追っていったら、

私の場合は

ビジネスのお話に行きついた。

 

それで、

はじめて知ったんだよ、

 

ビジネスの基礎、という話を。

 

 

 

私の個人的な印象なのだが、

自分ビジネス的には、

既存のビジネスのセオリーは不要

くらいに言われることもあるような

気がしてる。

でも、

ホントにそうかな?

 

 

私はそうは思ってないんだよ。

 

やり方を知ることって、

悪いことじゃない、というよりむしろ、

まず先に覚えることだと思う。

(もちろん、それ以前に

「絶対に」明確にしていなければならないのは

自分の思いだけれどね)

 

はじめてのスポーツをするとき、

最初にルールを調べるよね。

 

ゲームだったら、

チュートリアルをやるよね。

 

あれを知らずに、

いきなりプレイしながら、

カンがいい人は

手探りでルールをつかんで

うまく進んでいけるかもしれないけど、

 

大抵の人は、

その前につまんなくなってやめちゃう。

 

バスケをやるなら、

ボールを手に持ったまま

歩いたら反則になるし、

点を取るには

相手のゴールに

ボールを投げ込まなきゃいけない。

白線から外へでたらだめだし、

他にも、いろいろと。

 

それを知らないで、

いきなり試合に出るって、

無謀だって思うじゃない?

 

 

でもなぜか、

小さい起業だと、

そういうことをしているんだよね。

私は、そうだった、って思ってる。

 

 

(もちろん、それ以前に

「絶対に」明確にしていなければならないのは

自分の思いだけれどね)

 

って、上で小さい字で書いた。

多分、ここだと思う。

 

自分の思いさえ明確にしていれば

売れるというわけじゃない、

って、

誰も言ってくれないんだよね。

 

 

最初からビジネス視点で

「よし、起業するぞ!」

ってマインドの人は、

最初からそういう知識は

勉強してくるけれど、

 

カウンセラーとか占いとか、

メンタル系のセラピストなど、

「過去に自分が救われたことから

自分もその道に入った」

という人って、

そもそも、

自分が活動することが

「起業」であり

「ビジネス」だという自覚が

あまりなかったりするんじゃないかな。

(ちゃんと自覚のある人は

しっかり売れて結果出してるんだと思ってる)

 

趣味以上、ビジネス未満。

 

生活に困っているわけじゃない場合、

どうしてもここで収益を上げる必要はないし、

 

もしかしたら、

かつて苦しんでいた時の自分が

救われたということが

動機になっていると、

 

それでお金をいただくことに

謎のブロックが働くばあいもあるかも。

 

奪っている感覚になって、

罪悪感から

値段がつけられなかったり。

 

あるいは、

それを本職として

「ガッツリ稼ぐ」ことは

後ろめたく感じてしまったりしているなら、

 

そりゃあ、

売れるわけない。

 

 

それでいいなら、

もちろん構わないけど、

 

 

それでいい、って

言い切れる人は、

 

集客で悩んだりしないよね。