今は募集を休止している

「自分とつながる名刺」

 

当初は、

 

「自分が何やりたいか

方向性がはっきりしない人」

 

を想定して

このサービスを打ち出してみた。

 

それは、ちょっと前までの

私自身のことでもあります。

 

 

まず私が考えたのは、

 

「やりたいことが

はっきりしないのだから、

名刺に書きようがないよね。

 

だったら、せめて

書き出せないなりに、

自分がやってること、

できることくらいは

整理して名刺に載せる、

【最低限】の【失礼のない名刺】を

つくるというのも

ありじゃないか」

 

ということ。

 

今仮に

やることが明確でなくても、

かといって、

何かの活動をする以上、

名刺(的なもの)が不要ということではないし、

まずは「現状を見る」という意味でも、

おおまかなくくりとして

 

「こういうことやっています」

 

という

ジャンルくらいは

整理することができる、って思った。

 

 

イメージしてたのは、

百貨店の総合案内みたいな感じで、

 

例えば1Fは靴やカバン、

2Fは化粧品

3~5Fは婦人服で、

婦人服の中でも

カジュアルは3F、

ハイブランドは4F、

大きいサイズは5F

みたいに、

ざっくりとわかっていれば、

とりあえずはその階に行ってみればいい。

(あるいは、この時点で

自分の探してるものがなければ

迷いなく他の店に行ける)

 

その階まで行ったところで、

自分が探してるものがあるかどうか、

より具体的に探せるようになる。

 

名刺でいうなら、

「私」ができるサービスが

占いなのか、

心理カウンセリングなのか、

コーチングなのか、

ボディケアなのか、

など、

大きなジャンルまでを

わかりやすく表示することは

できるんじゃないかと考えた。

 

それだけで

集客するには全く弱いけど、

それすらやらなかったら

全くかすりもしないものね。

 

 

これだけのことでも、

見やすく、わかりやすく

配置しておくことで、

とりあえずパッと見て

多少の話題程度には

なる可能性がうまれるし、

 

もし、そのジャンルや

スキル自体に

興味がある人だったら、

「これってどういうもの?」と、

より詳しいことを

ききたくなるかも

しれない。

 

 

そして、信頼感。

 

その名刺が、

いかにもチープな

印刷のズレたような

お家プリントのものなのか、

印刷所でしっかり刷ったものなのかでは、

印象は全然違ってくる。

 

内容が同じなら、

印刷所で作ってる名刺を

用意している人の方が

「ちゃんとやってるんだな」って、

仕事への姿勢を感じられる。

自分がお客の立場だったらそうだ。

特に、

ある程度以上の

金額のメニューなら、

安っちい名刺で

済ませてる人に頼むの、

不安だと感じるよ。

 

 

それから、

せっかく興味を持ってもらっても、

必要なことが記載されていないために

あとで問い合わせや申込ができないのも

もったいないし、

かといって、

必要ない情報まで

何でもかんでも載せているのでは、

狭い紙面に情報量が多すぎて、

どこを見たらいいか迷う。

サービスを提供する立場として、

お客さまを迷わせる、

わずらわせる、って、どうなの?

だから、

最低限必要な情報だけに絞る。

 

 

たったこれだけのことなんだけど、

案外できてない名刺の例って

多く見てきたので、

多少の需要はあるんじゃないかと思った。

 

 

そして、

実際にサービスを

はじめてみると、

 

最初の

「おおまかなジャンル」からして

なかなかでてこなかったり、

 

でてはくるけど、

複数羅列してあるだけのもの

だったりすると

 

客観的に見たときに

あまりに関連性が不明すぎて

 

なんじゃこりゃ真顔

 

となってしまうことも。

 

 

本人の中では、

かならず、

それを選んだ理由もつながりも

あるはずだけど、

自分ではっきりと伝えない限り、

他者から見たら

そんなものはわからないから、

 

この人、

いろんなことやってそうだけど

どれもハンパでさえない感じね

(=別にお金払ってまで頼む必要ないな)

 

って印象しか残らない。

かえって逆ブランディングになっちゃう。

 

 

それは、よろしくないな、

ってことで、

 

原則

「一名刺一サービス」に絞る

という方針にしていった。

 

場合によるけど、

まあ、せいぜい二つ。

それ以上ある場合、

関連性を名刺内で表現できないなら、

二種類に分けるべき。

 

 

どれか一つだけ

どうしてもやりたいのって、何?

 

あなたが一番

伝えたいのはどんなこと?

 

というポイントから考えたら、

「どうしてもやりたいこと」しか

残らないはずだし、

だったら、

「私だからこれを選んだ」理由も

言えるはず。

 

もし、うまくまとまらなくても、

ヒアリングセッションで

気付いてもらうことで、

きっと軸は見えるようになるだろう。

 

そこさえ明確に言えれば、

必要な人が見たときに

心に響かないはずはないんだよね。

 

そして、

そこまで表現できているなら、

ここからちょっとした

見せ方のコツを加えれば、

「集客できる名刺」に

なってしまうじゃないの!

 

これからサービス開始する

初心者ではなく、

すでにコンテンツを

持っているのであれば、

そこまで目指せるんじゃないの?

 

って、思いました。

 

どうせつくるなら

その方がいいんじゃないか、って。

 

 

 

こんな流れがあって、

サービス開始時点から

この3か月で、

気が付けば

このサービスで作る

名刺の方向性って、

かなり変化していたんです。

 

 

続きます。