それから、数日が経ち、弟の休日、彼女から弟に電話が入る


彼女「今日も○○に行くの?」


弟「そうやな」


彼女「ふーん」


そんな感じのたわいの無いやりとりで切れたんだそうな。

ここで説明が必要なのだが、○○とは弟の行き着けのゲームセンターのことだ。
いい年したおっさんだが、対専用ドライブゲームにはまっていて、その店のコミュニティにも入っていたらしい


デートも度々そこで行われる。というか、デートするつもりも無いのに勝手に彼女が来るんだそうな?
(どんな付き合いしてたのやら。。)


弟がゲームセンターに行くとそこに、彼女はいた。しかも彼女の両親を連れて!


そのゲームセンター上の階には喫茶店がある。
そこで、弟、彼女、彼女の両親4人で話し合いが行われる。


話の主導権を持っているのは彼女の母親であった。


【話の内容】
母親「あんた!○○(彼女)はあんたと一緒にならんかったら死ぬらしいわ」「そやな?」(彼女に)


彼女「。。そうやな」


父親「責任取れ」


後は、彼女が弟に今まで何をしたか(たいしたことではない、何年か前の正月におせち料理作ったとか、お菓子を作ったとか)


弟のこき下ろす発言もあったそうな。

約4時間そんな話がありとうとう根負けした弟は結婚すると言ったそうだ。


すると母親は、「じゃぁ今から教会に言って牧師に挨拶に行こう」という。


弟は、「時間も遅いのでそれは簡便してほしいと」懇願した。
しばらくやり取りがあり、なんとかそれは間逃れ、その日は終わった。。


僕がその話を聞いたときはすべてが???だった。


弟の危機管理の無さは、ひとまず置いといて。


1.娘が思うようにならないと死ぬという考えを、母親は何故叱らないのか?


2.ゲームセンター通いしているいい年した男に娘を嫁にやろうとするのか?


3.弟が彼女にたいしてした至らぬ点(些細なこと)をを過去何年も覚えていて罵倒しているにもかかわらず、責任とって結婚しろだと?


4.力ずくで(口)相手に認めさせ、yesと言わせたら、ではすぐに教会の牧師に会わせろという、自分勝手さ。


今となっては分かるけど、母親もボダだろうな。おそらく。。


つづく


前回のつづき


(以下、弟の証言)
彼女の愚痴を散々聞かされ、結局その夜彼女は泊まることになった(誰かに車で送ってもらっているので帰るすべはない)


明朝、出勤する弟が「帰れ」というのに帰らない。
そのまま、家に置いて出勤する。


彼女は、弟のいない間に、部屋にある弟の過去の携帯から、オヤジの電話番号を調べてオヤジ(弟の)に電話をして来た。


(以下、オヤジの証言)
彼女の電話の内容


「教会の牧師さんに弟と挨拶に行かせて下さい。」と彼女から。


(前回、うちに来たときに、結婚するにあたりまずは教会の牧師さんに挨拶に言ってほしいという、両親の申し出を、彼女は「すぐには出来ない」と理由も無しに頑なに拒んでいた彼女がなのだが。)


突然彼女から電話がかかってきた親父は、「弟からは、何も聞いてないからまず、弟に確認します」と返答。


彼女は「もう一緒に暮らしているんです。昨日も泊まりました」


「弟に事情を確認しますので」とオヤジ。


「もういいです。今から死にますから。。」


彼女は終始細い声で、オヤジとこんなやり取りを約1時間ほどしたんだそうな。。

ボダという存在を知った今では、このあたりからでも十分に彼女がボダでは?と予測出来るのですが。。


つづく

彼女が教会に電話をしてきて、弟と電話で別れ話を出したその夜、(深夜)彼女は弟の部屋に上がりこんできました。(彼女の家と弟の部屋は県が違うくらい離れています。しかも彼女は車の運転が出来ません。深夜なので電車もなく誰かに連れてきてもらったということです)


彼女の言い分は以下のような感じです。


私は、今まであなたに対してこんなことをやってきた。あなたにこれだけ尽くした。
(実際はたいしたことやってない、何年も前の、おせち料理作った件だとか、弟の好物である蟹料理に連れて行った、とか。。)
死なせてくれ、死なせてくれ!
それを延々何時間も話すのだそうです。


挙句は体を求めてきてSEXにて関係を修復しようとして来るんだそうです。
弟ももちろん言い返してはいるのですがまったく聞く耳持たないんだそうです。


後々弟から聞いた話で、今までの付き合いの間、度々別れ話になるとこのような方法で付き合いを続けざるを得なくなり、づるづる何年も付き合ってきたそうです。(苦笑)


普通は、別れ話ならば「私のどこが悪いのか教えて。悪いところは謝るから。。」とかにならないの?そこから歩み寄りが始まると僕は思うのですが。。


ボダという存在と、これがボダの典型的な考え方であるということは、だいぶ後で知ることになります。


つづく

彼女と実際顔合わせした僕と両親は、その日以来、弟と彼女の付き合いに不信感を抱くようになりました。
どう考えてもうまくいく感じがしなかったんです。


弟は新居を探してその物件を提案するも、彼女と彼女の母親はあれこれとケチをつけて来ます(たとえば階段の段差が高いだとか、本当に些細なこと)


逆に彼女が探してくる物件は、弟の収入に見合わない高級な一軒家ばかりで、これまた却下するしかなく、ぜんぜん話が前に進みません。


ここでのポイントは彼女は母親の意見がすべてで、弟の意見をまったく聞かないようでした。


結婚とは、お互い想いあい支えあって生きていく。住まいなんて経済的に無理しない範囲で始めていけば良いとの弟の考えは、彼女には分からないようでした。


ところで、うちの家族はクリスチャン家庭で、家族皆、日曜日に礼拝に行きます。
うちの母親は弟の嫁になるのならばあれこれ細かいことを言うつもりはないが、せめて教会に通うようになってほしい、と弟に注文をつけました。


ある日、気乗りしない彼女を、教会に連れて行き、牧師さんの説教を二人で聞いた後、帰りの車の中で、弟は彼女の教会に対する愚痴を散々聞かされたようです。


あれはおかしい、納得いかない。。(細かい内容は忘れました)


いざ、二人で新生活を始めようとするにあたり、何一つ意見が合わない関係に気づいた弟の気持ちはこの頃一気に冷め切ったようです。


弟はまず彼女との電話、メールを一切に拒否するようになりました。


それから約1週間後に彼女は、礼拝中に教会に弟宛に電話をかけてきました。(教会は以前来た際、週報をもらったのでそこで電話番号が分かったのだと思います)


その電話で半場けんか腰に弟のほうから別れ話を持ちかけたようです。


ここから弟と彼女の泥沼の戦いが始まりました。


---------------------------------------------------------------------------------------

この頃、僕も度々、弟に状況を聞いていたのですが、今まで兄弟でのコミュニケーションがほとんどなかったし、口数の少ない弟の話から、二人が何をしたいのかさっぱり分かりませんでした。


「二人で住む家ひとつ決められないなら夫婦生活などうまくいくはずがない、別れたらどうや?」
と意見していたのですが。僕の度々の忠告をうっとおしいと思った弟は、「兄貴はかかわらないでほしい」と言われ、それからしばらく、僕は弟との連絡を絶つ事にしました。


つづく

弟がボダの被害にあった件について、間接的にかかわった兄の視点で書いていきます。


まずは、初めて僕が弟のボダ(元彼女)と対面した時あたりの事について書きたいと思います。

その前に、うちの家族背景として、弟は一人暮らしで経済的にも自立していてそれは良かったのですが、家族の間でコミュニケーションがほとんどありませんでした。


ですので、僕も両親も弟がどんな彼女とどんな付き合いをしているのか知りませんでした。また弟は、幅広い人間関係を持っていないし、本音で語り合える友達さえもいなかったようです。

趣味は、ドライブとPCゲーム、いい年してゲームセンターにも行っていたようです(苦笑)彼女との付き合いは、職場に彼女が派遣として一時期いた時に知り合い、いろいろ紆余曲折あったらしいですが約九年ダラダラ付き合っていたようです。


そして、弟が彼女と一緒にいるある日、たまたま(弟の)両親とばったり出くわしたのが始まりです。永い付き合いしている事を知った両親は、「結婚したらどうか?」という話をし、「近いうちに改めて実家に二人でいらっしゃい」ということになした。


その後、すぐにではないが弟は彼女を連れて実家に来た、僕はたまたま家にいたので、皆でテーブルを囲って彼女に向かい合いました。


結局、僕が直接彼女を見たのはその時が最初で最後になります。その時の印象は二年ほどたった今でもよく覚えています。 まず、弟曰く、この実家に来るということを彼女は頑なに拒んでいたらしいです。それを弟がなんとか説得して連れてきました。


そして、兄の僕、弟の父母を前にして、全くうれしそうな顔をしない。話をする際目も合わそうとしない、なんか話をすることを迷惑がっているような感じでした。、途中何を思ったのか食器を洗いに行こうとする。

緊張しているのかなと思ったが、緊張していながらも、相手方に認めてもらおうとする、そんな気持ちのかけらも感じ取ることが出来ませんでした。


僕や両親は、いい年のこの二人が幸せに結婚すれば良いと思い、彼女の中から出来るだけ良いところを見つけようという目で見ていました。しかし、どう見ても「なんかおかしな人やな」というモヤモヤとした気持ちが湧き上がって来ます。服装については、ジーパンに淡い柄のカッターシャツ。。

お世辞にもおしゃれとは言いにくく、三十半ばのネクラなおばちゃんという感じがしました。


母親は「あなたたち二人が本当に一緒になりたいならば祝福しますよ」と言いました。

その時、彼女は、言葉も無く嬉しそうでもありませんでした。


終始うつむいて困ったような顔をしていました。 父親は、結婚式について具体的な提案話をだしました。(何時、どこでなど)彼女は、その話を迷惑そうに受け、今年中には出来ない、式に友達は連れてきたくない?などとまったく話がかみ合いません。

結局結婚するには、まず二人で住む家を探すのが先だ、結婚の話はそれからだということになりました。イライラした僕は、「お前ら何考えてるんや!」と説教したい気持ちが湧き上がりました。が何も言いませんでした。


彼女とは初対面でだったし、弟の面子も考えてのことだからです。 話は、中途半端なまま、用事があるとの事で二人は帰ることになった。出て行く際に、僕は思わず本音が出た。

「別に結婚しなくていいんじゃない?」


二人が帰った後、僕と両親はモヤモヤがたまりかねて、深夜、弟の部屋に行き、彼女がいない状態でもう一度話をしました。弟は、不意の深夜に訪ねてこられ迷惑そうに僕たちに対応しました。


その時はさっぱり分からない。。


二人が何をしたいのか?好き同士であれば結婚ということになるが、であればあの態度は何なのか?お互いに納得いかないならば別れたらよい、それだけのことなんだけど。。


この二人の付き合いは、それではない何かがあるようで、すべてがちんぷんかんぷんでモヤモヤしていました。 僕は、それから何度か弟に確認しました。「別に無理に結婚しろといっているわけではない、いやならしなくてもいい。彼女は結婚したいという気持ちが無い様に思う。どうなんや?!」


「。。。するわ。。」


弟は声を殺したように言う。 当時はさっぱり分かりませんでした。



つづきます。