皐月三十日
旧暦 卯月廿三日
月齢22.0

第二十三侯

紅花栄う

「紅(くれない)」の語源を調べると
「呉の藍(くれのあい)」となります。

藍は、
この場合藍色の意味でなく、
染料と言う解釈です。

中近東辺りが原産地で、
シルクロードを通り、
中国の呉の国を経由して日本へ。
三世紀ごろには日本に
渡来していたようです。

弥生時代末期あたりでしょうか。

紅花は、
鮮やかな黄色で咲き始め、
徐々に赤色に。

当時の貴重な口紅にも。

日々時空を超えて旅をしております。