
先月、10000回記念公演を観に行ったばかりのライオンキング、(珍しい要素が)何かあるか(他に観る物が)何もない時にしか観ないと自分で言っちゃってるライオンキグを二ヶ月連続で観るなんて、なかなかない事です。
普段はチケットが余ってる東京LKも、夏休み期間がまるで最新作の様な売れ行きで、公式チケットサイトでは8月全日程全席完売。
なので前予でチケットをもぎ取っての鑑賞。
普段なら思いもよらぬ良席がコロッと手元に転がり込んでくる前予でも、取れたのは2階の端っこ。
やはりお子ちゃまが夏休み期間中のライオンキングの人気は侮れません。
こちらキャストボード。

前回鑑賞(15/7/15)からの主要キャストの変更は以下の通り。
ラフィキ:青山弥生さん⇒金原美喜さん
ザズ:布施陽由さん⇒雲田隆弘さん
ヤングナラ:三木理紗子ちゃん⇒師田実澪ちゃん
バンザイ:小田春樹さん⇒江上健二さん
エド:中村智志さん⇒小田春樹さん
プンバァ:川原洋一郎さん⇒深見正博さん
ナラ:辻茜さん⇒岡本瑞恵さん
今回の突発の目的はずばり、岡本ナラ。

今後もジャスミン役のキャストが増えない限りは岡本さんがジャスミンに取られる時間は多くなるだろうし、ナラを演じる機会も減るだろうから、と言うのももちろんありますが。
実はちょうど5年前(2010-8-14)に初めてライオンキングを観た時のナラが岡本さんだったんです。
5年前の初LKも正にこの組み合わせでした。
アッキーシンバはその後も観る機会があり、今回で4度目ですが、岡本ナラは全然観れず(代わりに岡本ソフィはたくさん観たけど)偶然岡本さんがナラをやるのを見付けたので観に来た感じ。
まぁ、全然ナラをやってなかった訳ではないし、毎週欠かさずキャストをチェックしてればいくらでも観に来れただろ、ってお話だけど、それでも調べてみたら昨年は東京LKでナラを演じたのは年間通じてたった三週間だけだったらしいです。
大阪LKで名前を見た記憶はあるんだけど、東京LKで名前を見た記憶はない。
あ、折角なので東京大阪共用になったプログラムを買ってみた。

子シンバで一番回数を観てる横山賀三くん、賀三でなんて読むのかなーと、ずっと思ってたんだけど、プログラムを買い替えて初めて「かざん」と読む事を知った。
座席は二階二列で思い切り下手側。
一階の端っこはプライドロックが欠けるから座りたくないけど、二階は大丈夫じゃないかなー?と思って座ってみたら、がっつり欠けた。
オープニングのサークル・オブ・ライフではムファサが、エンディングではシンバが、それぞれ観えませんでした。
(それぞれ、サラビとナラ、子を掲げるラフィキは見えた)
さて、作品は先月観たばかりなので、そんなに新しい感想がボコボコ出てくるものでもありませんので、薄めに薄めに書いて行きますが。
上から見るのは恐らく二度目、前回はあの舞台上の複雑な機構の動きを観て感動したものですが、今回は別の意味で二階の特徴に気付きました。
オープニングのシーンの動物たちの動きが良く見える。
上から見てるんだから当たり前だろ!とお思いかも知れませんが、そう言う事ではなくてですね。
一階で観てると、多かれ少なかれ巨大な象の入場に気を取られて舞台から目を離しがち。
でも上からならその心配がない。
何故なら、上からは象さんの入場が見えないから(笑)
象が登場するとどうしても客席はざわつきますが、当日は周りはシーンとしてて、下の方からざわざわ聞こえてくる様な感じでした。
象が見えないからざわざわする理由がないんだよね(笑)
【ジーザス・クライスト=スーパースター】のエルサレム・バージョンでも、スーパースターを歌うユダやソウルガールズが上からではあまり見えない為、ユダに気を取られてしまう一階からではなかなか意識を向けられない、十字架を引き摺って歩くジーザスを良く観れるんだけど、ライオンキングでも同じような現象が起きる訳ですね。
↑ジャポネスク・バージョンだと二階からでもユダやソウルガールは良く見えます。
まぁ代わりに、川越えのシーンとか、川の裏から魚を映す為のライトがチラチラ見えて目障りだけどね。
【メスライオンの歌】のシーン(狩りのシーン)で、アンサンブルのメスライオンが一人だけマスクを被らずに腕に抱えたまま踊ってる人がいた。
上から見ると、メスライオンの中に一人だけ人間が混ざってて妙な感じでしたが、何かのアクシデントか、元々そう言う演出なのか、どっちだろう?
でも演出なら意図がわからない。やはりマスクを被る事が出来なかった理由があったんだろうか?
どう思います?
随分飛びますが【ハクナ・マタタ】のシーン。
初見になる深見プンバァですが、深見さんのプンバァって他の役者さんがやるプンバァとちょっとイメージ違いますね。
何というか、声が優しいというか柔らかいというか。
他のプンバァって、声は野太かったり低かったりするのに、それでオネエ言葉を使うギャップと言うか、ただオネエ言葉を喋ってるだけで、オネエキャラってほどではない感があって面白いんだけど、深見さんのプンバァはオネエ言葉がしっくりハマっちゃってるのね。
これはこれで面白い気もしますが。
二幕に入って【ワンバイワン】
二階の端っこだったので、すぐ目の前に男性男性アンサンブルさん登場で歌って行かれました(笑)
終わると、劇場の係員さんとの素早い連携でサッと去っていきましたが、この後にロビーを全力疾走だもんなぁ。←秋劇場側の休憩と当たり、秋劇場側から見た事がある。
中には次の出番まで数十秒を競う人もいるんだろうなぁ。
そして登場、岡本ナラ。
まず【シャドウランド】は、声量も伸びもあって良かった!
岡本ナラの少し色気がある声、ソフィにはちょっと合わないかな~と思ってはいたけど、ナラは凄く合う気がしました。
そして【愛を感じて】に関しては…近くで聞いてないから、絡んでるか割れてるかはわからないけど、良い感じだったと思うなー。
それから!
最近結構気を付けて見てる、お前の中に生きている(Rep)の後の、プライドランドに帰るシンバ。
そしてシンバがいない事に気付いたナラ。
ナラが、シンバがいない事を眠ってるティモンを起こして伝えようとします。
その起こし方。
池松ナラ:ティモン起きて!ティモ~ン? (ティモ~ン?がかわいい)
辻ナラ:ティモン!起きてティモン! (割と必死)
そして岡本ナラは?
ティモン起きて!ティモ…(途中で起きた)
え、なにこれ、ティモン次第じゃん!(笑)
さて、スカー転落のシーンで、普段はバカやってるエドが吠えますよね?
今回は前回バンザイだった中村さんがエドでしたが…なんかめっちゃ迫力あった(笑)
ムファサが吠えたのかと思いました(笑)
このエドの吠え方も役者さんによって特徴出るよね。
そんな感じかな。
久し振りに岡本ナラ観れて良かったです♪
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