
本当はCFYは来週の予定だったんだけども、ミュージカルを全く観た事がない友達にミュージカルってのを観てみたい!とリクエストされ、定休日だったこの日に連れていく事に。ほとんど急遽って感じです。
当日は大井町の四季劇場・夏ではリトルマーメイド2周年記念公演をやってましたが、もちろんそれに連れていく気は更々無く(急に言われてもチケ取れないしね)、んじゃあどうしようと。
やっぱミュージカル入門的な意味では天下無双を誇るライオンキングにするか…と思いつつ、ライオンキングはいつでも観れるし、折角クレイジーやってるんだからとクレイジーを見せる事に。
自身はこれで次週とあわせて二週連続のクレイジーになるけど、クレイジー楽しいし、いいかなっと。
ミュージカル初心者にはやっぱりミュージカルのチケットって安くないので、今回は友達が許容出来る価格って事で本人に選んで貰ったB席で。
春秋劇場でB席なんて初めて座りましたよ。
舞台までの距離は微妙だし、三階席が邪魔で舞台の上の方が欠けるし、あんな席好んで座らん。
一緒に行こうキャンペーン、今回は赤を選びました。

これで赤青揃いました。

キャストボード。

前回鑑賞(15/3/3)からの主要なキャストチェンジは以下の通り。
ポリー・ベーカー:岡村美南さん⇒宮田愛さん
テス:加藤久美子さん⇒荒木美保さん
エベレット・ベーカー:菊池正さん⇒松下武史さん
ボビー母:中野今日子さん⇒平田曜子さん
パトリシア・フォダー:平田曜子さん⇒西田有希さん
前回の鑑賞記はこちら。
まず、今回のCFY、たった一ヶ月の間に台詞が書き換わった場所がありますね。
アイリーンがポリーに向かって『おぼこ娘にしては言うわね』と言うシーンで、この『おぼこ娘』って言葉が『田舎育ちのお嬢さん』に書き換えられてました。
田舎育ちの、はおぼこ娘の時もあったかも。
『おぼこ』ってのは『田舎くさい、野暮ったい、世間知らず』などの意味のようですが、確かに聞きなれない言葉だし、場の雰囲気からきっと蔑んだ意味の言葉なんだろうな、と思いつつも、実際はどういう意味かまで理解しようとする人って少なそうだしね。
あと、ボビーがポリーにご自慢のダンスを披露し、誤ってポリーの足を踏ん付けてしまった時に『またやっちゃったぁ~…』って言ってたな。
ザングラーに披露した時も足を踏ん付けてしまった事に掛けての『また』なのは言うまでもありませんが、これは台詞として加えられたのかな?それともアドリブ?
初めて二階から観てみた感想として…、例えば【アイーダ】みたいに繊細なライティングデザインが成されていた…とか、【ライオンキング】みたいに舞台機構が凄かった…とか、【マンマ・ミーア!】みたいに上から観なきゃわからない仕掛けが緞帳に施されてた…とか、そういうのは特になかったんだけど、一点思った点。
アイリーンとボビー母がもつれ込んで乗り込む車、直後に10人近くダンサーが出てくる車、しかも屋根に上がるエベレーターまでついてる車、あの車の凄さに気付いた。
ダンサーが10人近く乗り込むのと同時にボビーを乗せたエレベーターが降り、ダンサーが乗り込み終えてすぐにアイリーンと母が出てくる。
あの車が奈落への入口になってるとかそう言う話の以前に、車内にはすれ違うスペースすらなさそうなんです。
どうやってダンサーが入り込んでる最中にボビーのエレベーターが降りて、どうやって人が入れ違ってるんだろう。
車がより立体的に見える二階席から見てそう思った。
初見キャストについて。
宮田ポリー。
まず、顔ちっさ!
ソンダンで観た事あるし、写真などで小顔なのはわかってたけど、ポリーの髪型も相まって顔だけちょこんとサイズが違う物が置かれてる様な感じに見えました。遠目にだけどね。
とにかくダンスが凄い!と噂には聞いていましたが、歌声の方も意外と芯がある声で良かったと思います。
荒木テス。
先に観たカトクミさんのテスが、結構ツンツンしてて、でもとろける時はとろけて、しかも怒る時は怒るタイプなので(意味伝わらないかしらん?)、声質のせいもあってか荒木テスは幾分か柔らかい印象を受けました。
首筋にザングラーのキスを受ける時なんか、その違いが顕著に出ますね。
(荒木テス)お願い…ちょっと…!(全体的に声を潜め気味)
(加藤テス)お願ぁい…ちょっとー!!!(お願いでとろけてるのに、ちょっと!で怒鳴る)
比べる機会があったら比べてみて下さい(笑)
来週は二列センターなので、今回のキャストでもう一度観てみたいな。
ちなみに、この日ミュージカル鑑賞デビューを飾った友達は、すっかりミュージカルの空気を気に行ってしまい、ライオンキングも観に行く!アラジンも観に行く!と意気込んでおりましたが。
アラジンはそんな簡単にチケット取れねぇぞ。年内ほとんど完売だからな。
…とは教えないでおいてあげました(笑)
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