
福利厚生でチケットを購入したので、本来13,000円のチケットをなんと6,000円で購入出来ました。
2012年の初演時に、開幕前の濱田さん1stコンサートで曲(Nick Of TimeとThe Mad Hatter)を聴いて、何かイマイチピンと来る物がなかったので観劇は見送ったんですが、初演時を鑑賞した友達の評価が概ね良いのと、今回の価格とで観に行った感じ。
座席は上手サブセンターF列センター寄りと、かなりの良席!
期待して当日を待ったのですが、ここで大ハプニング!
あるハズのチケットが無い!!!
一応心当たりを探すも見つかるハズもなく、ホリプロはチケットの再発行が利く事を知ってたので、チケットセンターに電話。
が…!
個人の購入ではないので、再発行に必要な発券証明がない!
チケットは自分の分だけではないのもあり余計に焦りながら説明する中、開演まであと3時間を切っていてかつ、購入の証明がないと言う状況に戸惑いながらも対応してくれたスタッフさんが、説明する状況の中から解決策になりそうなキーワードを瞬時にピックアップして対応してくれて、無事に再発行出来ました。
対応してくれたスタッフさんに感謝!
そんなワケで、4star以来約1年半ぶりの青山劇場です。
相変わらずホリプロさん、キャストボードは無い、購入したプログラムも分厚過ぎるフライヤー群も袋無しの裸、プログラムは四角い、そして表紙が光沢仕上げなので写真に綺麗に写らない、と定番過ぎます。
ストーリーは一応、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』を下敷きにしてるんだろうなぁ~と言う感じですが、ディズニーでの定番ビジュアルのアリス(金髪で水色の服のアレ)が主役でも無く(でも、脇役でその定番アリスがわらわら沢山出てくる)、数年前に公開された同名の映画とも違う模様。
小説家のアリス・コーンウィンクル(安蘭けい)が、ダメ出しに次ぐダメ出しで精神的に参ってる状態で、ウサギ(らしきもの?)を追って真夜中に家を飛び出した一人娘のクロエ(唯月ふうか)を追っていくうちに、不思議な世界に迷い込んでしまう。
1番から8番の扉を開けていくうちに、ウサギ(平方元基)や芋虫(新納慎也)やネコみたいなの(小野田龍之介)や、もうすぐ離婚する旦那とそっくりな白のナイト(石川禅)、それに帽子屋(濱田めぐみ)やハートの女王(渡辺美里)と出会い、クロエを探そうと必死なアリスは、出会ったキャラに引っ掻き回されていく中で、自分が見失っていた大事な事に気付いていく、と言うオハナシ。
観た感想。
相変わらず音響のバランスは悪いけど、それはまぁ置いておいて。
友達はみんな言うんです。
『とにかく楽しい!』
自分で観て思いました。
『とにかく楽しい!』
とにかく楽しいです。
ちなみに、この“とにかく”って所がミソで、何だかよくわからないけど、と言う意味合いです(笑)
正直言って、序盤は本当に何が何だかわかりません、テンポが早くてゴチャゴチャしてて、なぜこうなってるのかとか。
登場人物(動物?)のウサギも、ワケわからなくてごめんなさい的な事を言うほど(笑)
だけど、とにかく何か楽しい(笑)
セリフに、さりげない小ネタがちょいちょい入ってたり、くすっと笑える演出も多いです。
悔しいです!…とかね。
ヒラリ!ヒラリ!ヒラリ!ヒラリ!…とかね。
苦しゅうない(ぜえぜえ)…とかね。
帽子屋が出てきた辺りで、やっとそれまでのシーンの意味がわかったと言うか、そんな漠然とした状態で前半を過ごしてしまいました。
曲に関してはすっかり耳に馴染んでる『イカれた帽子屋』など一連の濱田さんナンバーに聞き惚れていましたが、濱田さんの歌はやっぱり凄いな、って思う出来事として、幕間に隣の席の知らないご婦人に『お兄さん、あのマッドハッターのキャストは何と言う方かしら?歌上手ね!もっと出ればいいのに』って言われた(笑)
相変わらずワイルドホーンナンバーは、本当に外国人が作ったのかよ!とツッコミを入れたくなる様な歌謡曲的メロディー(例えばカルメンの予言者=JKimさんの曲とか)が時々出てくるわけで、この作品も例外ではないんですが、濱田さんナンバー以外にも、特に安蘭さんが歌うナンバーに結構いいなってのがあったかな。
一番印象に残ったのは、ラストナンバーになるのかな?セトリ今手元にないからわからないけど。
夢から醒めた…じゃなくて、夢から覚めたアリスが最後に、こうしてああしてこうしたいって感じで歌うソロナンバーが印象深かったです。
シーン的には、一幕ラストの鏡の世界に入る所が、なんかファミミュっぽい印象で何故か好きでした。
↑マコが『お母さん!今行くからね!』って叫ぶシーン(by夢醒め)的な(謎)
まぁ、初見の感想なんてこんなもんだよね(投げやり)
またそのうち機会があれば観てみようかなと思いました。
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