劇団四季【ミュージカル南十字星】(2回目) | たかびの自己満観劇ブログ
29日は劇団四季【ミュージカル南十字星】とブロードウェイ来日公演【Hair】をマチソワしてきました。
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【Hair】のレポは後日書くとして、今回は割引クーポンでリピした南十字星のレポをば。

前回は最前ドセンだったので、今回は2階2列センター。
一階からでは観れない演出もあるとかで楽しみにしてました。

キャストに関してはメインは変更なし。アンサンブルが少し変わったかな?と言う感じでした。

主な内容は前回の記事を参照として…

今回は上から見て気付いた点、感じた点をさっくりと。

まずライティング、これはアイーダの時にも床に様々な模様が出来ていましたが、今回も木漏れ日や格子など様々なデザインの照明が見られました。
やっぱりライティングは二階から観ないとわからないね。

そして、床がパズルみたいに頻繁に動くのはびっくりした!

全く何もない床だと思ったら、急に床がスライドして小川が出来、またスライドしては水田が出来、またスライドしては絞首台になる。

二重床になってて、広範囲に渡って水が敷かれており、上部の床を電動でスライドさせて様々な水辺を表現してるのです。

水辺と言ってもただの四角ではなく、小川の縁の不揃いさまで表現してるのが凄い。

これは一階から、特に最前からではわからないわー!

また、二幕冒頭の空襲シーンは、やはり前の席で観るよりも後ろの席で観た方が迫力があるなぁと。
あと、仕方ない事なんだろうけど、遮幕に映る爆発がもう少し色濃ければいいなぁと思いました。

役者については、前回鑑賞時に思いながらも書き漏れてしまい、今回観て思い出したんだけども、一幕始まって早々のオランダ軍による占領下に陥った時のインドネシアの民たちが歌うシーン、舞台一番手前の中央上手寄りに居る、子供を抱えて泣きそうになりながら歌ってるアンサンブルの方が、他のアンサンブルさん達と非常に対照的な表情で印象が深いなと。
あの方はどなた?

前回はモノローグのシーンで台詞を噛んでしまった維田じぃ。ご年齢もご年齢なだけに今回もヒヤヒヤもんでしたが、今回は失敗も無く。

今回は席が席だっただけに、ブンガワン・ソロ Repriseの夢子さんの涙が見えなかったのが残念。
でも、直前の保科の『リナ、会いに来てくれてありがとう』の辺り、前回観た時より泣き声だったなー阿久津さん。

最後の牢獄のシーン、島村中将が娘に宛てた手紙の内容、そして保科少尉が未来の若者に宛てた手紙の内容は、回数を聞けば聞いただけ、深みが出て、考えさせられる内容ですね。

絞首刑台で保科が処刑された時の水音をどうやって表現してるのか気になってましたが、本当に水に飛び込んでる感じですね。ひざ下位の深さの。

あと、この作品を観ていて感じたのが、音楽が非常に馴染みやすいなと。

ブンガワン・ソロとか一度聴いただけで、口ずさみたくなりますね。

良い曲揃いの作品なんだろうなぁ。

今回は二度観る事が出来ましたが、次の機会にはまた観たいなと思える作品です。

三部作の最後の一作、李香蘭の日程も発表になりましたが、異国の丘と李香蘭も楽しみです。

劇場を出たあと、今度は渋谷のシアターオーブへ向かいましたが、そちらの内容はまた後日。

この記事にムルデカ!