劇団四季【キャッツ】河村グリザデビュー!(6回目) | たかびの自己満観劇ブログ
定休日の昨夜は、劇団四季『キャッツ』を突発してきました。

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キャッツは前回鑑賞の8月22日公演に続き、またしても予定外の突発鑑賞。
 
前回はグリザベラ役に鈴木ほのかさん登場という事で、劇団外部からの出演になるほのかさんのグリザが観れるのも貴重、という事で観に行きましたが、今回は先週からジェリーロラム/グリドルボーンに岡村美南さん、スキンブルシャンクスに飯田達郎さんが、それぞれ新役として登場という事で、これまた興味津々。
 
更に、達郎さんに関しては現在バストファージョーンズ&アスパラガス/グロールタイガー役で出演中の飯田洋輔さんと、これまた貴重な兄弟共演が観れるかも!という事で、もう突発したい要素満点なのでした。
 
んで、飯田兄弟と岡村ジェリロが続投確定なら前予で突発しよう!と、最近Twitterで良く絡んで下さるフォロワーさんと少し盛り上がってたんですが、月曜日のキャスト発表でお目当ての3人ばかりでは無く、河村彩さんがグリザベラとしてデビュー予告!
 
グリザベラはベテランの早水小夜子さんとのダブルキャストになってたので、多分デビューは週末だろうな…と思ってたモノの、希望の3キャストが来たので、じゃあご一緒しましょう!と前予でチケットを確保し、仕事帰りダッシュなフォロワーさんとご一緒した次第。
 
こちらキャストボード。

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河村グリザデビュー来たー!アップ新役の3人だけアップで(笑)

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前回鑑賞からの変更は以下の通り。
 

◆グリザ:鈴木ほのかさん→河村彩さん
 
まさかデビュー公演を観れるなんてラッキーです。河村さんはオペラ座のカルロッタ役以来4ヶ月振り。
 
◆ジェリロ:朴慶弥さん→岡村美南さん
 
お目当ての一人です。岡村さんは夢醒めのピコ以来1年5ヶ月振り。そして岡村ジェリロは評判も良さげ。
 
そう言えば、聞いた話では朴慶弥さんは和名に改名したそうです。
新しい名前は『雅原慶』だそうですが…雅ってあまり苗字に使う字ではないし、桜野あらさんもそうなんだけど、日本人に居ない苗字って何となく呼びにくいよね…。
 
◆ボン:西村麗子さん→増本藍さん
 
増本さんは同じくボンバルリーナ役で10ヶ月振り。
 
◆ジェミマ:斉藤舞さん→小笠真紀さん
 
小笠さんは多分初見。ウィキッドに出てた人というイメージ。
 
◆デュト様:橋元聖地さん→青井緑平さん
 
6月のキャッツ、デュト様以来。
 
◆タガー:田邊真也さん→荒川務さん
 
出た、エロタガー(笑)今回は、ますますエロっ振りを発揮したシーンがありました…。
 
◆スキンボ:劉昌明さん→飯田達郎さん
 
お目当ての一人!ずっと連投だったチャンミンさんは相当お疲れだった様で…。達郎スキンボは踊れてない!と評判ですが、その辺りは如何に?
 
◆ランパス:永野亮比己さん→高城将一さん
 
◆ギル:安江洋介さん→入江航平さん
 
ランパスはどの猫なのかイマイチ…ギルバートも空中ブランコをやってる猫くらいにしか…。
 
今回はキャッツエコトートを購入。400円なり。

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んだば雑感。
 
◆今回の席はセンターブロック7列目、ミストエリアの通路側でした。前予にしては中々の良席。
 
◆3ヶ月前の閑散振りが嘘の様な混雑振り…千秋楽までいよいよ二ヶ月になったのに加え、聞いた話だと飯田兄弟がかなり客を呼び寄せているという。
 
◆ジェリクルソングを聴く度に思うのが、この曲のソロパートを、どの猫がどの部分をどの順番で歌うのか、完全に把握してる人はいるのか?という事です。いるとしたら相当凄い記憶力の持ち主だと思う(CDを持ってない状態でね)
 
◆ちなみにオレはマンカス、ジェリロ、ジェニーしか覚えてません(笑)
 
◆猫の名前のシーンでは、2列前の席に座ってた女性客が、マンゴにかなり顔を接近されてて、近い近い!と思わずフォロワーさんと笑ってしまった。
 
◆ジェニーは釉佳之さんがずーっと連投してるイメージなんだけど、いつ見ても調子よさそう。そんなに何度も観てるワケではないけど、調子の変動がないってすごいよね。
 
◆本当に最近、荒川さんと田邊さんで交互に観てるイメージのタガーなんだけど、この二人のタガーは本当に正反対で見比べると面白い。クールな田邊タガーに対して、その声質も関係してか、荒川タガーってやっぱりエロい(笑)←フォロワーさんには『いやらしい』と言われちゃうなど、言われたい放題の荒川タガー。
 
◆しかも今回は更にエロい!と思わせるシーンが…。♪ごむ~…ごむ~ふ~…の部分で、くしゃみをしそうな表情をして、(ふぁ…ふぁ…)ふぅ~ドキドキと気の抜けた様なエロボイスを発したのです(笑)
 
普段やらない事なので、客席はどよめきました。
 
◆バストファーさんのシーンでは、待望の直接的な飯田兄弟共演。バストファーさん(兄)の靴を磨くスキンボ(弟)…なんちゅー絡みだ(笑)
 
◆飯田弟、噂には聞いてたけど面積広い…そしてターンも何となくぎこちない…。でも、シンガー枠の俳優だし、この位なら…とは思ってましたが…。
 
◆ところが!ジェミマをリフトする直前…スキンボの膝の上で反ったジェミマを支える時に、ジェミマの体重を支え切れなかったのか、ガクっとバランス崩して慌てて体勢を立て直してた…立て直せたからまだ良かったけど、立て直せなかったらジェミマは後頭部から地面に突っ込んでるところだよ。
 
◆つい最近までは、ジェミマをリフトするシーンも毎回失敗してたんだそうな。
 
◆更にジェリクル舞踏会のシーンでも、一人だけステップがズレまくってる…これは踊れないと言われても仕方ない…何とか形だけでも付いていってるだけ、頑張った証拠なんだろうけど(笑)
 
◆マンゴ&ランペのシーンでは、ダンサー枠の俳優の中では比較的脚が上がらないと噂の斎藤マンゴに注目…前回観た時は山中ランペが綺麗に脚を真上まで上げてる横で、肩位の高さまで上がらなかったけど、今回はきっちり上まで上がってました。
 
◆山中ランペの歌声、可愛らしくてなかなか好き。
 
◆アスパラガス~劇場猫~のシーン、ガス役の飯田兄は若いのに本当に老いぼれ声を上手く作ってるなと感心。
 
◆注目の岡村ジェリロ、まずスタイルがいい。そしてやっぱり背が高い(笑)
歌声は、夢子ジェリロや朴ジェリロの様に優しく包む様な歌声ではなく、比較的しっかりした歌声で、他のジェリロとは少し違うイメージ。
 
◆他に観た方々も同じ事を言ってたけど、グリドルのソノクイは少し迫力不足、長音ももう少し欲しいかなってイメージ。もうちょっと頑張って欲しいポイント。
 
◆そして注目のスキンブルシャンクス鉄道猫!達郎スキンボ、ダンスはイマイチでも歌声はさすがでした。迫力あるし、ええ声やァ~。
 
◆多少シーンが前後するけど、マキャヴィティが暴れ回るシーン(デュト様の格好で登場した時)の音楽ってかなり格好いいと思う、あの音楽好き。
 
◆ミストがさらわれたデュト様をマジックで取り戻す時、やっぱり赤い布で顔を押さえて俯き気味なのが何故か気になった。前に書いた時は、色々な方に『マジックが上手く行くように祈ってるんじゃないか』と教えてもらったんだけど、でも観てたらその俯くのはデュト様が無事現れてからなんだよね。デュト様を覆ってた布で顔を押さえるワケだし。
 
◆そして注目の河村グリザ、一番の見せ場のメモリー(二幕)
 
歌は文句なしに上手いです。
歌い方は早水さんと佐渡さんの間くらいかなって印象を受けました。
 
やや早水さん寄り、早水さんより力が入ってて、でも佐渡さん程の力みではないかな、みたいな。
 
普段の立ち姿勢も、ほのかさんの様にグラ付いてるワケでもなく、織笠さんの様にプライドが見え隠れしてるワケでもなく。
 
ベテラン揃いのグリザの中で、どうしても若さは隠せてない感じはするけど、今回はお手本通りソツなくこなしたってイメージで、個性が出てくるのはこれからなんじゃないかなって思います。
 
◆カテコのラインダンス、しつこい様ですがマンカスとミストに挟まれてるグリザが果たして綺麗に脚を上げられるかに注目してます(笑)
 
前回のほのかグリザがダンサー顔負け(特に脚が上がらなかったマンゴ…笑)な程、綺麗に脚を上げてたけど、河村グリザは残念ながら半分程度。

◆握手はミスト!しかもド通路側!しかもS1の三列目!…近くを新グリザの河村さんが通るのを眺めながら松島ミストを待っていたのですが…待てど待てど奥から降りて来ず…あれれ、時間が来て戻っちゃった!!6回目の鑑賞にして、初めての握手なししょぼん
 
そんなワケで、今回のキャッツ。
見所満載の楽しい公演でした。
 
公演ボードの前で一枚パチリ。

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終演後は横浜モアーズにある韓国料理のnabiで夕食。
 
チーズトッポギとプルコギを食べましたが、プルコギはカメラのエラーで写真が撮れておらず…orz

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一杯だけ、のつもりが四季トークで盛り上がってるうちにお互いに4杯ずつ飲んでしまい、すっかりほろ酔いなご両人(笑)

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観劇も食事も楽しい一日でした♪