coukin'NANTA | たかびの自己満観劇ブログ
昨夜は仕事の後、韓国発のエンターテイメントショーcookin'NANTAの東京公演に行ってきました。
 
震災の影響で、特に海外からの来日公演が中止になるケースが非常に目立つ中、NANTAカンパニーは開催に踏み切ってくれました。

韓国で、特に観光客に一番人気のノンバーバル(非言語)エンターテイメント【NANTA】

たかびの自己満観劇記
※写真は2010年に韓国で鑑賞した時に撮影したものです。

キッチンを舞台にドタバタコメディドラマと、キッチン器具を打楽器に見立てた激しい演奏、曲芸と観客参加型ゲームいう4つもの要素を融合して1つの物語に仕上げた作品です。

1997年以来10年を越すロングランという事で、その人気振りを窺い知る事が出来ます。

オレ自身は昨年、旅行で行った韓国の明洞で現地公演を観て初めてその存在を知りました。

その時に観た舞台のインパクトが凄くて、もう一度観たい!と思ってた所で日本公演があると知り、速攻でチケットを買ったのが、去年の11月上旬。

今回の日記を書くに当たって、改めて韓国版NANTA鑑賞時の記事(当ブログには未転載)を読み返してみたら、基本的な部分は同じだけど、日本公演は上演時間が現地よりやや短かったり、韓中日米の4ヶ国の人に同時に見せる事を想定している現地版とは違い、対象を日本人だけに絞ったアドリブが随所に見られる…などの違いがあった事に気付いた。

例えば…(観た事ある人じゃなきゃわからない話でごめん)

日本でやってる『はんーーーーーーーーーーーーーぶん』は現地では『はんーーーーーーーーーーーーー』だし。


約9ヶ月振りに観たNANTAの舞台…相変わらず凄い技術と、そして相変わらず凄い散らしっぷりだ…
(-∀-;)

大量の野菜を撒き散らすというパフォーマンスの特性上、特にこの時期にやるのは如何かな…とも思ったけど、落ち込んでる日本を励まそうと、自分達の不安も拭い切れない中、わざわざ来てくれて笑いと活気を提供してくれてるんだから、もう観て笑うしかないっす。

老若男女関係無く笑いに包まれたので良かったと思います。

終演後に、現地公演では(当然ながら)なかったシーンがありました。

出演者5人から、被災地へのお見舞いとNANTAカンパニーからの義援金の募金報告。

とっっっても流暢な日本語でした。



てか、日本人でした(笑)
 
幾つか存在するNANTAのカンパニーには、本当に少人数ながらに日本人も混ざってるカンパニーもあるらしく、実は現地で見た時も紅一点が日本人だった事が後から判ったんだけど、今回も紅一点が日本人でした、というか同じ人かも。

ニュースで、大韓赤十字社が受け付けた義援金は24日までに181億8114万ウォン(約13億3000万円)とあったけど、その中にNANTAカンパニーからの義援金も含まれている事でしょう。
 
感謝ですね。


NANTAは今度は6月に来日するそうです。