水上駅 ~谷川岳・水上温泉~
水上駅は、1928年(昭和3年)10月に上越南線の終着駅として開業しました。
2年後に清水トンネルの開通により上越線が全通し中間駅となりましたが、同年に水上機関区が設置され上越国境を越えるための機関車が多く配置されました。
現在はJR東日本上越線の駅ですが、旅客列車は水上駅で運転系統が分かれているため、高崎方面と長岡方面を通して運転される列車はありません。また水上から長岡方面へ運転される列車は1日6本という少なさです。
高崎から長岡・新潟方面へ行きたければ上越新幹線を利用せよ、ということですね。
駅スタンプには谷川岳を背景に2両のSLが描かれています。
高崎-水上間は「SLぐんま みなかみ」という臨時快速列車が運転されており、D51形蒸気機関車とC61形蒸気機関車が充当されています。
スタンプに描かれているSLもよく見るとデザインが異なっており、どうやら右がD51、左がC61のようです。
水上駅構内にはSLの方向転換を行うための転車台が設置されています。
この転車台の前は水上駅転車台前広場として整備され、D51形蒸気機関車D51-745が鎮座しています。
D51-745は以前は上毛高原駅前に保存されていましたが、塗装の剥げが目立つなど状態が悪化していました。旧国鉄のOBや地元の方々を中心に組織された「SLみなかみプロジェクト」が2017年にクラウドファンディングで資金を集め、塗装を塗り直す等整備したことによって美しく蘇りました。
水上駅には先週末に谷川岳に登った際に立ち寄った駅ですが、本来の谷川岳最寄りの駅はもぐら駅で有名な二つ先の土合駅です。
しかしながら土合駅からロープウェイ乗り場までは2km近く歩かなければなりませんので、水上駅からバスを利用した方が無難ではありますが・・・・
このスタンプは2021年9月12日に押印しました。
にほんブログ村ランキングに参加しています。
よろしかったらクリックをお願いします。