入山瀬駅 ~曽我兄弟ゆかりの地~
入山瀬駅は1913年(大正2年)7月に富士身延鉄道の駅として開業しました。
1941年(昭和16年)に国有鉄道の駅となり、1987年(昭和62年)にはJR東海が継承しています。
駅スタンプには入山瀬駅に近い曽我寺が描かれ、曽我寺に墓がある日本三大仇討ちの一つと言われている曽我兄弟が描かれています。
「曽我兄弟の仇打ち」について全く知らなかったのですが、源頼朝が行なった富士の巻狩りの際、兄・曽我十郎祐成と弟・五郎時致が父の仇である工藤祐経を討ち果たしたという伝説で、江戸時代にには東海道を行き交う旅人が曽我寺に寄り道して参詣したそうです。
入山瀬駅前に公園にはD51形蒸気機関車が保存されていました。旧型客車オハ35も並んで保存され、「でごいち文庫」という図書館として利用されています。
入山瀬駅は、歴史ファンも鉄道ファンも楽しめる駅ではないでしょうか。
このスタンプは2014年8月24日に押印しました。