上ノ国駅 (江差線) のスタンプ | 気まぐれ 駅スタンプ紀行

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全国の駅に設置されている「駅スタンプ」。

一つ一つのデザインに個性があり、奥行の深さに魅了され、いつの間にか駅を訪ねるたびに
駅スタンプを押印する収集癖がついてしまいました。

これまで私が旅行や出張で立ち寄った駅で集めた駅スタンプたちをご紹介します。

上ノ国駅 ~北海道発祥の地~
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上ノ国駅 ~KAMINOKUNI~
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上ノ国駅は1936年(昭和11年)11月に開業した江差線の駅でした。
1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化によりJR北海道に引き継がれましたが、2014年(平成26年)に江差線の木古内-江差間の廃止によって廃駅となりました。
 
駅スタンプは「北海道発祥の地」と書かれた観光スタンプと思われるものと、北海道夢れいる倶楽部が製作した他の上ノ国町内の駅のスタンプと同じ「KAMINOKUNI」と書かれたものがありました。
 
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末期の上ノ国駅は上ノ国町商工会館に間借りする駅舎でした。もちろん無人駅でしたが、観光案内所も併設されていましたので比較的きれいな駅舎でした。
 
上ノ国には古くから和人が住みついた地区の一つで、中世の史跡を多く見ることができます。上ノ国は松前や箱館とともに蝦夷地を代表する港であり、十二館の一つとして作られた花沢館は地域の中心拠点でした。1456年に発生したアイヌ人の蜂起で和人の館が陥落する中、花沢館主・蠣崎季繁がこの蜂起を平定し、上ノ国は蠣崎氏による蝦夷地支配の拠点となりました。
このような歴史から上ノ国は「北海道発祥の地」と呼ばれるようになったのですが、北海道に支配者である和人の支配が築かれたという意味での「発祥の地」ということのようです。
 
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このスタンプは2012年11月14日に押印しました。
 
 
<関連スタンプ> 江差線全線開業77周年記念スタンプ
 
湯ノ岱温泉「国民温泉保養センター」に保管されていた江差線全線開業77周年記念のスタンプです。
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