八日市場駅 ~植木の特産地~
八日市場駅は1897年(明治30年)6月に総武鉄道の駅として開業しました。
1907年(明治40年)には国有鉄道の駅となり、現在はJR東日本総武本線の駅となっています。
八日市場駅のある匝瑳市は日本有数の植木の街であることから、駅スタンプにも「植木の特産地」が題材に採用されています。匝瑳市の植木生産は明治時代に始まったと言われていますが、植木栽培が盛んになったのは1923年(大正12年)に大阪の植木買い付け業者であった阪上亥之助が病害虫や寒さに強い八日市場の「イヌマキ」に目をつけ、これを関西方面に出荷したことがきっかけだそうです。
八日市場駅は味わいのある木造駅舎でした。
改札窓口で駅スタンプを押印したいとお願いすると、人の良さそうな駅員さんが「壊れているから注意して押して下さいね。」と言って手渡して下さいました。
よく見るとスタンプの持ち手のところが折れていて、頑丈にテープで補修してあります。破損すると消えてしまう駅スタンプが少なくないのに、このように補修されて大切に扱われていることは嬉しいことです。
おかげで匝瑳市が「イヌマキ」をきっかけに「植木の特産地」となったことを知ったのですから・・・。
このスタンプは2015年4月4日に押印しました。
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