高田駅 ~お堀に映える日本三大夜桜~
高田駅は、1886年(明治19年)8月に開業した信越本線の駅でした。本年3月14日の北陸新幹線開業に伴い、現在はえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの駅となっています。
信越本線時代の駅スタンプには「日本三大夜桜」の一つに数えられる高田城三重櫓と桜が描かれています。
本日の日本経済新聞の紙面《迫真 出発 北陸新幹線4 「黒船」がやってきた》と題する連載コラムに「北陸新幹線は開業した14日の午後、・・・高田の街は閑散としていた。」という記事があり、昨秋訪ねた高田駅を思い出しました。
コラムの中には「新幹線が客を運んでくれる幻想だけが広がっている」「城下町の町並みを地道に整備して観てもらえる町をつくらないといけない」という言葉が並び、新幹線開業が地元にとって決して明るいものではないことを表していたのは印象的でした。
高田駅を訪ねたのは10月でしたので、残念ながら日本一の夜桜を楽しむことはできなかったのですが、高田公園は「さくらの名所100選」に選ばれた地とのことで、もう少し経てば桜が咲き乱れる光景が見られるのでしょうね。
いつか、鉄路を引き継いだえちごトキめき鉄道に乗って再訪したいと思います。
このスタンプは2014年10月12日に押印しました。
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