余市駅 ~正調ソーラン節の発祥の地~
余市駅は1902年(明治35年)12月に北海道鉄道の駅として開業しました。
現在は函館本線の長万部-小樽間のいわゆる「山線」区間にある駅ですが、かつては特急「北海」や急行「ニセコ」なども停車していた主要駅です。
駅スタンプは、当地が「ソーラン節」発祥の地であることを物語っています。
「ソーラン節」はニシン漁の際に唄われた北海道の民謡ですが、この余市もニシン漁で大変賑わった地でもありました。
余市駅から徒歩数分のところに「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」があります。お城のような石造りの正門は、蒸溜所の歴史を感じさせます。連続テレビ小説「マッサン」のモデルとなった竹鶴政孝と妻リタが暮らした住居も保存されており、無料で見学することができます。
札幌に住んでいた時に数回見学に行ったことがありますが、ウィスキーを3杯まで試飲ができる他、ショップにはここでしか買えないウィスキーもあり、お酒好きにはたまらない施設ではないかと思います。
かつては優等列車も行き来した余市駅は、長大なホームを持った駅です。現在ではその長大なホームには似合わない単行か2両編成の気動車がやって来ます。
雪深い余市ですが、ウィスキー作りに必要とされる「水に恵まれ、空気が澄み、冷涼で湿潤な気候」が揃った自然の恵み豊かな土地なんですね。
このスタンプは2012年1月7日に押印しました。
スタンプがかなり摩耗しているなぁと思って押印したのですが、最近新しいスタンプに置換えられたようです。
<関連スタンプ> 余市蒸溜所の記念スタンプ
記念スタンプには日付が入ります。2013年2月10日に「小樽雪明りの路」を見学した際に余市まで足を延ばしました。
<関連スタンプ> 北後志観光案内所に設置してあったスタンプ
ニセコ積丹小樽海岸国定公園の記念スタンプには、余市町にある高さ46mの奇岩・ローソク岩が描かれています。
余市町はりんごをはじめとする果樹農業も盛んです。
余市町は日本人宇宙飛行士毛利衛さんの故郷でもあります。