甲府駅 (中央本線) のスタンプ | 気まぐれ 駅スタンプ紀行

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全国の駅に設置されている「駅スタンプ」。

一つ一つのデザインに個性があり、奥行の深さに魅了され、いつの間にか駅を訪ねるたびに
駅スタンプを押印する収集癖がついてしまいました。

これまで私が旅行や出張で立ち寄った駅で集めた駅スタンプたちをご紹介します。

甲府駅 ~昇仙峡と甲斐武田の里~
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甲府駅は1903年(明治36年)6月に開業しました。その後1928年(昭和3年)には身延線の前身である富士身延鉄道線が乗り入れ、現在でも中央本線と身延線の接続駅となっています。
塩尻駅以東の中央本線はJR東日本、身延線はJR東海へ引き継がれたことから、甲府駅が両社の境界駅となっていますが、甲府駅自体はJR東日本の管轄駅のため、駅スタンプもJR東日本八王子支社印です。
 
駅スタンプには甲府にある景勝地「昇仙峡」が描かれています。
昇仙峡は特別名勝に指定されている景勝地で、花崗岩が川に深く浸食された渓谷には多くの奇岩が見られ、特に紅葉のシーズンには多くの観光客で賑わいます。今日の日曜日も多くの人が訪れたのではないでしょうか。
 
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甲府を中心とする甲斐国は、戦国時代に武田氏が治めた地ですが、武田信虎の時代に甲府が城下町として整備され発展しました。
駅前にある武田氏全盛期の領主「武田信玄公の像」が、街の発展を見守っているかのようです。
 
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武田氏の居城は現在は武田神社となっている躑躅ヶ崎館でしたが、武田氏滅亡後に豊臣秀吉の命により甲府城(舞鶴城)が築城されました。
甲府駅は、明治期に廃城となった甲府城が官公庁用地として払い下げられた内城部分に建設されました。現在でも身延線ホームのすぐ南側には天主台の残る舞鶴城公園があり、駅の北側には甲府市歴史公園として整備され、山手御門が復元されています。
お城の中に線路が敷かれ駅が設置されたわけですが、江戸時代から明治時代にかけて急速に近代化が進められていったことが良く分かりますね。
 
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このスタンプは2011年8月14日に押印しました。
 
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