銭函駅 (函館本線) のスタンプ | 気まぐれ 駅スタンプ紀行

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全国の駅に設置されている「駅スタンプ」。

一つ一つのデザインに個性があり、奥行の深さに魅了され、いつの間にか駅を訪ねるたびに
駅スタンプを押印する収集癖がついてしまいました。

これまで私が旅行や出張で立ち寄った駅で集めた駅スタンプたちをご紹介します。

銭函駅 ~金運上昇~
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銭函駅は1880年(明治13年)11月に、北海道初の鉄道である官営幌内鉄道が手宮-札幌間を開通させたのと同時に開業しました。そのため、銭函駅は北海道で最も古い駅の一つということになります。
 
駅スタンプに描かれているのは、ズバリ「銭函」です。
縁起の良い駅名ということから、これまでも記念入場券などで人気があった銭函駅ですが、「銭函」と呼ばれるようになったのは、かつてニシン漁で栄えた当地の漁師の家には、どこも裕福で「銭函」があったことが由来だと言われています。
このような歴史的経緯を考えると、当地が本当に金運上昇しそうなパワースポットのような気がしてきました。
 
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現在の銭函駅舎は、1931年(昭和6年)に建築された木造駅舎です。
北海道によく見られる造りですが、駅入口の「銭函駅」の表示がまたいいですね。
 
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現在は、銭函駅を出た上り列車の次の停車駅は朝里駅ですが、少し前までは銭函駅と朝里駅の間に「張碓」という不思議な駅がありました。不思議な駅と言うのは、停まる列車が全くない駅だったからです。
もっとも、かつては一日上下各3本ほどの列車が張碓駅に停車していたそうですが、1990年(平成2年)からは海水浴客向けに夏季のみ営業する臨時駅となり、1998年(平成10年)には通年休止とされ、全ての列車が通過するようになってしまいました。
私が銭函駅を初めて訪ねたのは2003年(平成15年)でしたので、銭函駅の駅名標の隣の駅は張碓駅と表示されていましたが、既に停まる列車はなく訪れることができなかった思い出があります。
張碓駅は2006年(平成18年)3月に正式に廃止され、今では跡形もありません。
 
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このスタンプは2012年1月8日に押印しました。
 
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