上川駅 (石北本線) のスタンプ | 気まぐれ 駅スタンプ紀行

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全国の駅に設置されている「駅スタンプ」。

一つ一つのデザインに個性があり、奥行の深さに魅了され、いつの間にか駅を訪ねるたびに
駅スタンプを押印する収集癖がついてしまいました。

これまで私が旅行や出張で立ち寄った駅で集めた駅スタンプたちをご紹介します。

上川駅 ~峡谷美大函、小函の駅~
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上川駅は、1923年(大正12年)11月に開業した石北本線の駅です。
大雪山国立公園の黒岳のふもとにある層雲峡温泉は道内屈指の温泉地で、上川駅からバスで30分ほどの距離にあります。
 
駅スタンプには、層雲峡の中で最も美しい峡谷美と言われる大函・小函(おおばこ・こばこ)が描かれています。大函・小函は石狩川が大雪山北麓を削りとってできた峡谷で、垂直に切り立つ絶壁、柱状節理が織りなす見事な景勝地です。ちょうど今頃は素晴らしい紅葉が見られるのではないでしょうか。
 
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上川町は女子スキージャンプの髙梨沙羅選手の出身地ということもあり、駅には応援の横断幕が掲げられていました。さらに上川駅を降り立って少し街を散策したのですが、多くの民家の窓に髙梨選手を応援する幕が貼られているのには驚きました。札幌在住時に大倉山ジャンプ場で髙梨選手のジャンプを見たことがありますが、他の女子選手を寄せ付けない断トツのジャンプでした。まさに町のヒーローなんですね。
 
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旭川からの下り普通列車は全てこの上川駅止りです。上川駅からの下り列車は1日6本に激減し、うち4本が網走行きの特急「オホーツク」、1本が北見行きの特別快速「きたみ」、そして残る1本が唯一の普通列車である6:16発の網走行きです。
34㎞離れた隣駅の上白滝駅に向かうには、この普通列車でしか到達することができません。加えて3つ目の旧白滝駅、4つ目の下白滝駅に停車する下り列車もこの普通列車だけで、この先の超閑散区間は到達難易度が非常に高い駅が続きます。
 
私が旭川から乗って来た普通列車は上川駅に10:35に到着し、10:46発旭川行きとなって折り返して行きました。本日18切符利用で乗車できる次の下り列車は15:49発の特別快速「きたみ」の1本のみです。
この時は少し悩んだのですが、この先に留辺蘂駅、美幌駅とスタンプ未押印の駅がありましたので、効率的に回るため別料金を払って12:01発特急「オホーツク3号」で留辺蘂まで向かうことにしました。
「本線」と名乗る路線に、ここまで閑散区間があると戸惑ってしまいます。
 
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このスタンプは2012年7月21日に押印しました。
 
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