白老駅 (室蘭本線) のスタンプ | 気まぐれ 駅スタンプ紀行

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全国の駅に設置されている「駅スタンプ」。

一つ一つのデザインに個性があり、奥行の深さに魅了され、いつの間にか駅を訪ねるたびに
駅スタンプを押印する収集癖がついてしまいました。

これまで私が旅行や出張で立ち寄った駅で集めた駅スタンプたちをご紹介します。

白老駅 ~アイヌ文化伝承の里、しらおい~
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白老駅 ~HOKKAIDO むろらん本線~
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白老(しらおい)駅は、1892年(明治25年)8月に北海道炭礦鉄道の駅として開業しました。空知地方の炭鉱の石炭を室蘭に運ぶために施設された鉄道の駅であり、北海道の中でも古い歴史のある駅の一つです。
 
白老駅は三角屋根を持つ大きな駅舎で、スタンプは2種類ありました。
一つは白老駅舎と駅近くに再現されたアイヌコタン(集落)の「白老ポロトコタン」に立つコタンコルクルの像が描かれています。白老には和人が入殖する前からアイヌの人々が多く住んでおり、現在ではこの地に「アイヌ民族博物館」としてコタンが再現されています。この「白老ポロトコタン」では、アイヌの伝統舞踊や演奏を見学することもできます。
 
もう一つは「芋判」のようなスタンプで、30年以上前から使われているようで年季の入ったスタンプです。大きく「白老」という文字が刻まれた特徴的なデザインですが、2つのスタンプに共通して遠景に樽前山が描かれています。溶岩ドームが山頂から飛び出ている特徴的な姿をよく表現しています。
 
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北海道の地名の由来は大きく分けて3種類があります。
一つは「アイヌ語の地名を由来とするもの」次に「アイヌ語の地名を和訳したもの」、そして「開拓時代の入殖者の出身地またはその有力者にちなむもの」です。
この白老は「シラウ・オ・イ(=アブの多いところ)」というアイヌ語の地名を由来としたものです。
北海道の地名はアイヌ語に由来し、その音に漢字を当てているものが多いため、読み方が難しい地名が多いですね。
 
 
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白老は札幌在住中に何度か訪ねた地ですが、白老牛の産地で「白老バーガー」がご当地グルメとして有名でした。
町内の喫茶店やレストランでは、各店での趣向を凝らした様々な「白老バーガー」が楽しめます。
 
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このスタンプは2012年6月8日に押印しました。
 
 
<関連スタンプ> アイヌ民族博物館の記念スタンプ
 
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