花巻駅 ~銀河と森と光と賢治の詩がきこえる駅~
花巻駅は1890年(明治23年)11月、日本鉄道の駅として開業しました。
東北本線に所属する駅ですが、当駅は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモデルとなった釜石線(かつての岩手軽便鉄道)の始発駅でもあります。
花巻駅の駅スタンプは伝統舞踊「花巻鹿踊」です。駅のホームにも「鹿踊」の飾りがありました。
私が花巻を訪れた時、花巻駅から車で15分ほどのところの「宮沢賢治童話村」で、ちょうど「花巻鹿踊」を見学する機会に恵まれました。
この「花巻鹿踊」の由来は、天歴5年、空也上人が諸国巡礼の折、一頭の鹿が猟師に射殺されるのに出会い、鹿の供養のために鹿の生活を舞踏化したものが鹿踊として創作され伝えられたと言われています。
供養踊りの意味合いのある鹿踊は、礼で始まり礼で終わる非常に神秘的な雰囲気な舞踏でした。
また、駅スタンプには左下に500㎞の里程標が描かれています。
花巻駅は、東京駅からちょうど500㎞の距離だとか・・・。恥ずかしながら初めて知りました。
このスタンプは2011年7月24日に押印しました。
<関連スタンプ>
花巻観光案内所の記念スタンプ 宮沢賢治童話村の記念スタンプ
宮沢賢治記念館の記念スタンプ