こんばんは!今日はおすすめの本をご紹介します。

皆さんは、差別、してますか?されたことはありますか?
いま、コロナウイルスのせいで、海外にいる人がアジア人、日本人であるということで
差別的な言動をされたといっている人が結構います。

 

差別は、絶対にあきません。でも僕も含めて、人の心には差別につながるような
気持ちが湧くことは普通にあるとぼくは思っています。
なので、差別について考えるのにとてもいい本、というふうにかくと教科書みたいに

なっちゃうのでそれは違うのですが、少し考えて見るために読んでいただきたいんです。

僕自身でこれは差別かな?微妙だな、と思ったのは、
ある国で(もう国すら書きませんが)、イベントに参加するのに行った時に
僕以外の欧米諸国から来た人は全員事前連絡で
ただであるご自宅に泊めてもらっていたのですが、ぼくだけホステルだった
ということがありました。

あれ?ぼくも泊めてほしかったな?定員かな?ちょっと事前連絡が悪かったかな?
いろいろ考えたのですが、未だに少し「ひょっとして」と思っております。
このあたり、わたくしの英語力では確かめようもないので、さっと流しましたけどね。
その後の会合にもぼくだけ呼ばれてなくて、ギリギリで入れてもらったということも。

これも、まあ、そうだとは言えないことでしたけどね。
もっともっと、直接的なことをさして差別というのだとは思っています。
気にしないのがベストですね。(気にするほど、言葉や状況が理解できないというのもある)。

さて、本なのですが
もうお読みになりましたか?去年、4つの賞を受賞した、イギリス在住のブレイディみかこさんの
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(新潮社)という本です。

階級社会のイギリスにあって、りっぱなカトリック系の小学校から一転、地域の元底辺校だった
公立中学校に息子さんが進学することになった、という母親と配偶者との家族のお話です。
主に息子さんの学校で起こることを、親の視点で色々と書かれているのですが
いろんな家庭環境の子どもたちとの接し方、そこからの子供さんの成長が書かれています。

個人的には、最終段階のところで、息子さんとの会話で気付かされることがあって
それは息子さんが言うんですけれど、

 

人は差別がすきなのではなく、人を罰することが好き

 

なのですね、これ分かりやすいですよね。

いたずらに正義を振りかざして人を罰することを少しでも始めると、どんどん
エスカレートしてしまう。

全部、流したほうが良いんですよね。

本をご紹介しときますー。kindle版がこっちで、

 

 

書籍は、こちらですー。

 

 


一方で、人としてはいろいろきちんと分けて考えられることがとても大事です。
たとえば、
中国の政治に文句を言ってもいいでしょうが、中国の人個人個人は、違いますよね?
韓国の政治に文句をいってもいいでしょうが、韓国の人個人個人は、違います。

あー、もう説教臭いわー、このおっさん!と言われそうですが(すんません)
でも、この政治と個人を分けて考えることが、他の国を旅する時にとても大切だったりします。

ステレオタイプについて話すこともネタにはなるけど、これも表裏一体だったり。

目の前にいる人と、その人の所属するところは、違うんですなぁ。

分けて考えて、目の前にいる人と仲良く暮らしましょう。
意見の違いや、仲良くできない人がいるのも全然オッケーです。そもそも
仲良くできる人のほうが少なくてよいのですから。

そして、心でなにか悪く思うことがあっても、それも自由です。ただ
言動にそれを移さないようにすれば、いいんです。思想は自由ですから。
ただ、知識がないとその思いが表に出てしまいます。
少し勉強することも時には必要なのかもしれませんね。

ぼくは意見の違う人とは距離をとりがちですが、そういう人ともコミュニケーションを取る人のほうが
圧倒的に多様性に柔軟で、心が優しくなる…そうです。^^;

色んな国にお友達がいたら、全体でくくってその国の悪口いったりしなくなりますから
そういったほうが、分かりやすいかな?

海外旅を考えている人は、一騒動落ち着いて、度に出る前に一度読んでみてください。
部屋にこもらなければならなくなっている人には、とくにおすすめです。

何色、でもいいし、何色が好きでも、^^みんな同じ人類。