ということで、出張先の滞在ホテルで空き時間に映画が見られる贅沢な環境。
すごいですよね。時代は進む。。。10年後どうなるんだろう?

Netflixで久しぶりにニューシネマパラダイスを見ました。
音楽が素晴らしくてシチリアのすごく美しい街並みが舞台。
また、ヒロインが可愛いんだわ(笑)。
トトを見ていると、ぼくもなんか虚しくええおっさんになってきてるところで
なんとなくシンパシー感じてしまったり。
愛ってなんでしょうね。。。縁がなかったかなぁ(笑)。

映画への愛とノスタルジーと時代の変化がテーマの素晴らしい作品。
古いイタリアのノリには若干保守的なものを感じさせられて
その枠にはまらずにいるトトと、それをあっという間に見抜く師匠のアルフレード。
師弟関係で言えば守破離、という言葉がありますよね。

型を守り、それを破り、そこから離れオリジナリティを確立する。
そして、家族愛、青春の愛。現実の愛の狭間で揺れるトトが描かれています。
40を前にして、この映画響き方が圧倒的に変わりました。
壮年の、オープニングで出てくる、故郷に30年ぶりに帰ってくるトトに
以前よりも数段、共感を覚えたのです。

もし若い人がこのブログを読んでくださったら
とにかく、自由に、好きに生きて欲しいと願います。
間違いを恐れないで、どんどん飛び込んでいってください。
そして、もし真実の愛情を見つけたら、それでも、自分の好きなことに没頭し、
そのことを理解してもらえる相手であることを大切にしてくださいね。

お互いに別々にいる時間を認め合えないとね(笑)。
できなかったなー。ま、過ぎたことは過ぎたことです。bygones.

ではでは。