阪神淡路の震災から21年。私も神戸市の出身で震源からは近いところに住んでいて
まさか神戸で大地震が起こるとは思ってもいなかったので
当時大変驚いたのを覚えています。

あの日なぜか5時過ぎに目が覚めました。
変な胸騒ぎというか、直感とか第六感とか、そういったものを信じるようになったのは
こういった経験もあったのかもしれません。

なので、地鳴り、揺れ。全てを体験しました。運のいいことに建物が丈夫で
家は無事。電気が3日、水道が1週間、ガスが3ヶ月使えなくて、少し家が痛んだ程度でした。
家具なども僕の部屋の本棚以外は向きの運もあったようで、倒れませんでした。

ぼくはその後まったく人のサポートやボランティアをせず、春から新天地へと
神戸を離れました。

夏に帰ってきてまだまだの三宮界隈を友達と歩いた時、あまりに神戸のことを
知らなかったので「非市民」と言われたのを覚えています。
その時はすごいショックで、それ以降その友達とも会わなくなりましたが、
今から思えば、もっと故郷に愛を持つべきだったのかもしれませんし、
個人的には自分なりに持っていたつもりでもあるのですよね。

そして21年。今年は淡路島に行ってきました。当時を知らない子たちも増えています。

個人的にはいい気分で、何かあったらまず自分の身の安全を確保。
落ち着いてから他の人のために。
いろいろあーしろこーしろとあるけれども、とにかく貴重品だけいつでも確保できるところに
置いておけば、(それがなくても)身一つでなんとかなる、生きていればいつか
なんとかできると信じています。

都度都度、その瞬間瞬間の判断力を普段から磨いておくことが
抽象的ですが大事だと思います。

災害はどうしても起こってしまうけど、でも、それも受け入れて、
大切な人生、気持ちをまず穏やかに切り替えて、暮らしていきたいですよね!

変な文章になりました。誰かに響いてくれることを信じて。