スマイルポケット -82ページ目

短編小説[ バウアーバウアー] 1 話

山崎)この馬体、毛並み、輝いとるばい!

津田)えぇ!

山崎)よっしゃ決めた!この子を買うてやろう。良血のサラブレッドじゃから値は張るがええ!

津田)本当に大丈夫ですか?

山崎)気にすんな!


一歳馬のセリ市に来たオーナーの山崎と調教師の津田。最近馬の故障やケガ、病気で山崎の購入した馬は全て競走馬として活躍できなかった。山崎の投資した金は無くなり、オーナーとして最期にしようと決めていた。山崎は最期に自身最高額の1億7000万円で落札した。

津田)登録馬名はどうします?

山崎)そうだなぁ、この子には競馬界の頂点を目指してほしい!やからスケートの荒川静香みたいになったらええなぁ。そや、バウアーや!バウアーやとパクりやと思われるよって、バウアーバウアーにしょーか!

津田)あははっ、いいですね!

山崎)よし、バウアーバウアー!大きくなって強くなれや!


オーナーは津田さんに任せ、バウアーバウアーの調教、成長を見守った。津田さんはオーナーの気持ちを察知し、バウアーバウアーを大切に愛した。そして翌年の秋。

山崎)とうとう来たな。

津田)来ましたね。テビュー戦のために頑張って来ましたよ!

山崎)ありがとう。どうや?バウアーバウアーわ?

津田)関係者にしか言えませんが、直線の伸びは三歳馬に負けない時計でした。期待できます。

山崎)よし、ならバウアーバウアーに単勝10万や!


オッズは二番人気。あまり叩かずに調教したせいか批判を受けていた。

山崎)ホンマ大丈夫か?

津田)山崎さん、信じてください。馬を信じなきゃ勝てませんよ。バウはディープインパクトとウオッカの子供ですよ?

山崎)だな。全てをこの子に賭けたんや。信じよう。


実況)さぁ二歳新馬スタートしました!まずは1番人気のハリケーングルーヴが先頭、勢い持ったままカーブを曲がり直線にはいる、先頭はハリケーングルーヴ!このまま行ってしま・・おっと一頭凄い勢いで差し込んできた!バウアーバウアーだ!!ハリケーングルーヴを捉えるか!ラスト100Mだっ!ここでバウアーバウアーが差し込返した!今ゴールイン!!勝ったのはバウアーバウアー!

山崎)やったー!!やったよ津田!

津田)やりましたね!よかったー!

山崎)ありがとう。

津田)え?やめてくださいよ照れくさいッス!

山崎)これで一安心やな。

津田)いや、戦いはこれからッスよ。

山崎)だな!


バウアーバウアーはデビュー戦を勝利で飾った。そして津田は体調管理を入念に行い、次の三歳の重賞レース「弥生賞」の出走を決めた。この時から、津田は調教をする度に今までにない強い手応えを感じていた。

津田)いけるかもしれない。バウはもしかしたら・・・奇跡のサラブレッドかもしれん。


第1話 おわり

宝塚記念

【宝塚記念】


1番スウィフトカレント
2番ウオッカ
3番マイソールサウンド
4番マキハタサイボーグ
5番ポップロック
6番アドマイヤムーン
7番カワカミプリンセス
8番インティライミ
9番アドマイヤフジ
10番アドマイヤメイン
11番ダイワメジャー
12番トウカイトリック
13番ファストタテヤマ
14番シャドウゲイト
15番アサクサキングス
16番コスモバルク
17番メイショウサムソン
18番ローエングリン


夢のドリームレースですねぇ☆★バウアー予想は、

◎ダイワメジャー
○メイショウサムソン
△ポップロック
▲カワカミプリンセス
×アドマイヤムーン
※(注)ウオッカ

とりあえず

カムサハムニダ!