株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから
三橋貴明のツイッターはこちら
人気ブログランキングに参加しています。
チャンネルAJER更新しました。
「日本の食糧安全保障を強化する自助・共助・公助(前半)」三橋貴明 AJER2024.7.2
令和の政策ピボット呼びかけ人に「独身研究家 荒川和久先生」が加わって頂けました。
移民問題に揺れるフランス...7月7日の国民議会選挙で起きた異常事態とは?[三橋TV第887回]三橋貴明・菅沢こゆき
バイデン大統領が、11月のアメリカ大統領選挙に出馬しない、撤退を思案中、といった報道が流れています。
複数の民主党担当者が、バイデン大統領の選挙戦撤退は時間の問題と考えているとのことです。
確かに、このまま大統領選挙に突入すると、バイデン大当郎は相当に厳しい選挙戦を強いられることになります。
ところで、本日はアメリカ共和党大会ですが、トランプ前大統領が、先日の銃撃事件を受け、原稿を大幅に書き換え、
「団結」
を訴えるとのことです。
『トランプ前大統領がきょう全米注目の演説へ 暗殺未遂事件受け「国の団結」訴えるか
アメリカのトランプ前大統領が日本時間のきょう午前、共和党の全国大会で演説を行います。暗殺未遂事件の後、初めての演説で、どのようなメッセージを発信するか注目されています。
トランプ前大統領は中西部・ウィスコンシン州で開かれている共和党の全国大会で、日本時間のきょう午前、大統領候補の指名受諾演説を行います。
今月13日の暗殺未遂事件以降演説を行うのは初めてで、事件を受けて演説内容を大幅に書き換え、「国の団結」を訴える内容になるとみられています。(後略)』
まさに、今のトランプ前大統領が訴えるべきは、アメリカ国民の団結であり、連帯であり、そして結束です。
結束。国民を束に。善悪の話ではなく、新たなファシズムが求められる時代なのでしょう。
そもそも、ファシズムとはイタリア語のファスケス(束)が語源です。
1920年代に猛威を振るったグローバリズムを受け、国民がバラバラに切り離されてしまった。
そこに登場したのが、「国民を束に」という考え方です。すなわち、ファシズムです。
ちなみに、ファスケスの意味は、日本の毛利元就の三本の矢、
「 一本の矢は容易に折れるが、三本まとめてれば折れにくい」
と、全く同じです。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
特別コンテンツ「三橋貴明×宇山卓栄:日本人はどこから来たのか(前編)」がリリースになりました。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
一人では、グローバリズムという巨大なパワーに立ち向かいようがない。だからこそ、国民は連携しなければならない。
そうしなければ、勝ち目がないのです。
ちなみに、同じ考え方に基づく組織が「組合」です。
そもそも協同組合とは、バイイングパワーやセリングパワーが相対的に大きな大資本の株式会社に、「小」が対抗するために構成される事業体なのです。
協同組合の元祖であるロッジデール先駆者協同組合は、個々の労働者に比べれば大きな存在であり、優位な取引が可能だった商店主に対抗するため、労働者の購買力を束ねるという取組から誕生しました。
結局のところ、人類の歴史は巨大な政治的パワーに、弱小な人々が連携して、どうにか対抗してきた事例の積み重ねなのです。
そんなことは分かっているからこそ、グローバリズムは人々を分断しようとする。
その際に、多文化共生だの、だいば~してぃ、だのと綺麗ごとを言う。異文化を排除しようとする者を「レイシスト」呼ばわりし、沈黙の螺旋へと追い込む。
その政治的流動が一定程度進むと、ネイティブな人々が異文化流入に耐えられなくなり、「国民の結束」「国民の団結」を訴えることになるというわけです。
現在の日本を見ていると、「バラバラにされた国民」がいかに愚かで、容易に搾取対象にされてしまうかが分かります。
とりあえず、日本人も右だ左だ、保守だ革新だと古臭い、カビの生えたイデオロギーで対立するのをやめて、連携しましょう。さもなければ、勝ち目がない。
「連携しなければ勝てない!」に、ご賛同下さる方は、↓このリンクをクリックを!
本ブログへのリンクは以下のバナーをお使いください。
◆関連ブログ
日本経済復活の会のホームページはこちらです。
㈱日本富民安全研究所のブログ絶望の先にはこちらです。
◆三橋貴明関連情報
新世紀のビッグブラザーへ ホームページはこちらです。
メルマガ「週刊三橋貴明~新世紀のビッグブラザーへ~」はこちらです。