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「国債の利払いが増えて破綻する論を、財務官僚が、国会答弁で否定してしまった。(前半)」三橋貴明 AJER2024.6.25

  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「独身研究家 荒川和久先生」が加わって頂けました。

 

極右勢力が欧州議会選挙を席巻!〜移民問題に揺れるヨーロッパの“反撃“が始まる【[三橋TV第880回]三橋貴明・saya


https://youtu.be/DvG_3L4oC5M

 日本人はどこから来たのか?


 そりゃまあ、元をたどればアフリカから来たに決まっているわけですが、男性のY染色体ハプログループでいえば、チベット方面からD系、樺太方面からN系、南からO系の人々が日本列島に流入し、数万年かけて「日本人」が形成されていきました。


 ちなみに、日本人男性のY染色体の四割が「D」の時点で、いわゆる渡来人説は崩壊です。


 何しろ、大陸のD系の男性は(恐らくはO系に)皆殺しにされてしまったようで、チベットと日本の間にD系男子が存在しない(※一部少数民族を除く)。殺伐とした大陸に比べ、日本列島では人々は殺し合いをしなかった。山々の間の狭い平地に、それぞれが「ムラ」を作り、豊かな自然の恵みを受け、暮らしていた。次第次第に、何万年もかけて混ざっていった。


 言語にしても、アルタイ語系の影響もあるように思えますが、オーストロネシア語、オーストロアジア語の影響もあるように思える。


 韓国語に似ているように思えますが、何しろ朝鮮半島には紀元前10000年から紀元前5000年まで「空白の五千年」がある。7000年前まで、朝鮮半島は(一時的にせよ)無人化していたわけで、その時代にはすでに「日本語」の形成は進んでいた。韓国語が日本語に似ているとすれば、確実に朝鮮半島にまで行っていた縄文人(我々の先祖)の影響でしょう。ちなみに、朝鮮半島の南に、少しだけY染色体ハプログループ「D系」の方が存在します。


 それはともかく、日本人が「混ざって」形成されたことは疑いようがないのですが、その変化は「数万年」というスパンで行われた。


 現代日本人の顔を見ると、はっきり言って見た目がバラバラですが、元々混ざって形成された以上、当たり前なのです。ルーツ(というか、出アフリカのタイミング)が違うとはいえ、我々は日本人であり、数万年前から漸次的に日本列島にたどり着いたホモ・サピエンスの子孫です。


 日本人は膨大な時間をかけ、次第に混ざり合い、日本語が形成され、一つの民族になっていった。とはいえ、この変化が「十年」で起きたら、どうなる?
 

 というのが、今日のテーマ。
 

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特別コンテンツ「三橋貴明×宇山卓栄:日本人はどこから来たのか(前編)」がリリースになりました。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

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フランス議会下院選の第1回投票、極右が最大勢力に 与党連合は3位
 フランスで6月30日、国民議会(下院、577議席)選挙の第1回投票が行われ、マリーヌ・ル・ペン氏率いる極右「国民連合」(RN)が33.2%の得票率で、エマニュエル・マクロン大統領の与党連合を抑えて第1勢力となる見通しとなっている。
 移民排斥を掲げる「国民連合」の支持者たちは、「マクロン派が一掃された」とルペン氏が述べると歓声をあげた。
 得票率の予測では、国民連合がトップで、左派連合の「新人民戦線(NFP)」が28.15%と続き、与党連合は21%で3位にとどまっている。
 国民連合の28歳の党首ジョルダン・バルデラ氏は「フランス国民が我々に票をくれるなら、私はフランス国民全員のための首相になることを目指す」と語った。
 国民議会選挙の第1回投票で極右が勝利した例は過去に一度もない。それが可能になったという、このシンプルな事実自体が歴史的だと、ベテラン評論家のアラン・デュアメル氏は指摘する。(後略)』

 あれですね。イタリアでは、すでに「極右!極右!」言われていた「イタリアの同胞」が政権を握っています。
 

 オランダでも、「極右!極右!」の自由党が連立政権を主導することになります。
 

 ドイツの「極右!極右!」AfDは、すでに支持率が第二位。スウェーデン「極右!極右!」民主党も、やはり二位。
 

 そして、フランスにおいて「極右!極右!」の国民連合が三割の得票をした。「極右!極右!」のメディアは、「極右!極右!」が欧州の多数派になった(なりつつある)とき、どうするんでしょうか? 


 フランスの下院選挙は、一度目の投票で過半数を占めた候補者がいない場合、第二回目(7月7日)に決選投票が行われることになるので、国民連合がどれだけの議席を得るかは、現実では不明です。


 それにしても、「極右!極右!」が圧倒的な支持を得る時代になった。

 理由は、これ以外には考えられないでしょ。

【主要国の移民人口比率(%)】


http://mtdata.jp/data_91.html#imin

 数万年ならともかく、こんな短期間で移民が大量流入した以上、極右ならぬ「反・グローバリズム」勢力が支持を伸ばすに決まっている。


 グローバリズム(ヒトの移動の自由化)は、自らの首を絞めた結果になったわけです。
 

 さて、日本はまだ間に合います。移民受け入れをやめましょう。
「人手不足をどうするんだ!」
 と、バカの一つ覚えの反論が返ってくるでしょうが、人手不足最高じゃん。実際、日本は1950年代以降、超絶的な人手不足だったからこそ、生産性向上の投資が起き、高度経済成長を果たしたんだよ。

 

 

 

 何だろ? 「正解」は明らかであるにも関わらず、懸命に移民受入や緊縮財政を正当化しようとする連中。うん、お前ら。お前ら、本気で本気で、思考能力が無いの? それとも、そういうお仕事なの?
 

 日本は移民を受け入れてはならない。人手不足は生産性向上の投資で埋める。政府は企業の生産性向上を促すため、安定的、長期的な需要拡大をコミットしなければならない。
 

 これが、正解。

 

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