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「日本はなぜ経済成長したのか(前半)」三橋貴明 AJER2024.6.4

  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「独身研究家 荒川和久先生」が加わって頂けました。

 

「日本に財政問題は存在しない!」〜積極財政議連が声明を発表...緊縮派とのバトルが始まる⁈ [三橋TV第873回]三橋貴明・saya


https://youtu.be/o4iV2IaU-A0

 

 

積極財政派が大集結!豪華ゲストによる特別シンポジウムが6月23日(日)に開催されます。
是非、ご参加ください。
http://dpweb.jp/382024

 

 自民党は今週前半に政治資金規正法の改訂案を成立させたいようですが、何しろ、会計責任者が逮捕された際の議員本人の「連座制」は盛り込まれず、政策活動費の支出の領収書を「十年後」に公開するというわけですから、国民の支持を得ることは不可能です。


 国民民主党の玉木雄一郎代表は、
「ザルに申し訳ないですね。ザルの方がもっと物がすくえる。(改正案は)もう穴が開きまくっている。裏金問題の対策にまったくなっていない」
 と、発言していますが、その通りです。


 というわけで、今回の政治資金規正法の改訂は、単に自民党(※岸田内閣ではなく)の支持率を引き下げる結果になりそうです。


 ああ、やっぱり、そういう政党なのね。


 というわけです。 

自民支持率19%に下落 01年以降、自民政権で最低 朝日世論調査
 朝日新聞社が6月15、16日に実施した全国世論調査(電話)によると、自民支持率は19%(前回5月調査24%)と20%を切った。調査方法が、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて番号を作り、電話をかけて調査するRDD(Random Digit Dialing=ランダム・デジット・ダイヤリング)方式になった2001年4月以降、政権政党としての自民の支持率が10%台となったのは初めて。この間の最低は09年の麻生太郎政権末期の20%だった。(後略)』

 「あの」麻生政権を下回るまでに「自民党」の支持率が下がってしまった。これは、衝撃です。


 ちなみに、当時のわたくしは麻生内閣を支持し、自民党のために力を尽くしました。
【「メリークリスマス!麻生首相」祭りを終了します】
 あの頃の麻生太郎(我々が送ったクリスマスカードを前に満面の笑み)を、わたくしは「白麻生」と呼んでいます。2013年以降の、完全に裏切った麻生は「黒麻生」。


 もっとも、別にわたくしは2009年に麻生政権を支援したことを「黒歴史」とは思っていませんよ。変わったのは麻生太郎であり、わたくしではない。裏切った方が悪いんだよ、当たり前だろ。
 

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特別コンテンツ「三橋貴明×宇山卓栄:日本人はどこから来たのか(前編)」がリリースになりました。
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 それはともかく、2009年の自民党の人気は、それはもう、ボロボロでした。今は、それを下回るというわけですね。


 何度も書いていますが、ポイントは、当時(09年)は自民党を上回る支持率を獲得していた政党があった点です。もちろん、民主党です。


 今回は、当時の民主党に匹敵する政党が無い(からどうなるか分からん)、と書いてきましたが、情勢は変わってきました。

『(引用)「今、投票をするとしたら」として聞いた衆院比例区の投票先は自民24%(同26%)で、立憲19%(同15%)が迫っている。このほか維新10%(同12%)、公明6%(同5%)、共産5%(同5%)、国民4%(同4%)、れいわ5%(同5%)などだった。』

 立憲民主党の「比例区投票先」が、自民党に接近してきました。このままの状況が続くと、懐かしい「政権交代!」というスローガンが復活しそう(野党が政権交代を目指すのは、当たり前だろ、と、あの時思った)な感じですな。


 もっとも、当時とは異なり、(前回より下がったとはいえ)維新が二桁、共産、国民、れいわの支持率が5%前後と、かなり混沌としています。


 維新はともかく、立憲が主導権を持ち、選挙協力できれば、普通に自公政権は倒れます。


「そんなこと言って、立憲の首脳部は緊縮じゃないか!」
 その通りです。だからと言って、「自民党で良い」という話にはならないよね。


 自民党を政権から引きずりおろし、かつ「まともな(反緊縮の)」政権を誕生させるために、国民が動くべきタイミングなのですよ。


 言っておきますが、特効薬なんかないよ。正解なんか、誰にも分からない。救世主もいない。


 それでもやるんだよ。そして、結果がどうなろうが、諦めてはならない。


 1795年の第三次ポーランド分割で、祖国を失ったポーランド人が、(ナチスやソ連支配下を経て)、真の意味で安定したポーランド共和国を取り戻すまで、200年近くかかったのですよ。


 今、ダメだから、やめる。では、それこそ子孫に会わせる顔がありませんよ。

 

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