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「食料安全保障強化の為には政府がお金を使うしかない(前半)」三橋貴明 AJER2024.5.7

  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「独身研究家 荒川和久先生」が加わって頂けました。

 

今年も「国の借金」の季節がやってきた〜なぜマスコミは財務省に逆らえないのか? [三橋TV第864回] 三橋貴明・saya


https://youtu.be/uDmvBH95teY

 

 正しい貨幣観、正しい財政観が次第に政治家にも浸透しつつあります。様々な人々の努力と、外部環境の悪化(特にコロナ禍)によるものです。


 自民党にも、立憲民主党にも、正しい貨幣観・財政観を理解した国会議員がいる。同時に、
「頭おかしいんじゃないの?」
 と突っ込みたくなる緊縮派の国会議員も少なくなく、どちらかと言えば緊縮派の方が「権力」を持っている


 もっとも、積極財政派が(与野党限らず)データに基づき語るのに対し、緊縮財政派は「表現」「レトリック」「抽象論」に走るため、正直、意味不明。


 まさに、「頭おかしいんじゃないの?」と言わざるを得ない。


 というか、わたくしはデータの根拠がない話はしないというか、できないのですが、なぜ彼ら(※主に緊縮派)はああも適当なんですかね。


 もちろん、価値観の問題は人それぞれだから、勝手な意見を述べていいと思う。とはいえ、
「公共事業の多寡」
「日本の輸出依存度」
 といった「データ」の話をする場合は、印象、ノリ、イメージ、感情、思い込みで語ってはダメでしょう。何しろ「データ」の話なのだから。


 というわけで、
「日本の公共事業は多すぎる!」
「日本は輸出依存国!」
 といったデータを無視した論調をする人に対し、グラフを示すことで「たしなめる」をやってきたのが、わたくしの過去十数年の言論活動でございました。


 まあ、データを示し、間違っていることを指摘すると、大抵の相手はキレるだけなんですけどね。あるいは、認知的不協和に陥り、わたくしが間違っていることを懸命に証明しようとする。


 ちなみに、わたくしは過去に間違ったこと(消費税は間接税、とか)を言ったのは事実(その後、サラリと訂正します)ですが、「このグラフは嘘だ」を証明されたことはありません。


 そもそも、わたくしが使うグラフは「全て」ソースへのリンクを貼ってあるわけで、「嘘だ」呼ばわりは相当に難しいと思います。

【新世紀のビッグブラザーへ 各種データ】

 もう面倒くさいので数えてはおりませんが、わたくしが2008年以降、ブログ・メルマガ等で使ったデータはソースへのリンク付きでデータベース(?)に保存してあります(著作権は主張しないので、好きに使って下さって構いませんよ)。ブログ・メルマガで使わないグラフもあるので、作ったグラフ数は間違いなく倍以上です。

 

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皇統論第六十四回「最後の勝者」、歴史時事第六十四回「英雄の物語」が配信になりました。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

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立民・枝野幸男前代表、消費税減税は「財政パンクする」
 立憲民主党の枝野幸男前代表は25日、さいたま市で講演し「消費税を単純に減税したら日本の財政はパンクする」と述べた。円安が進む一方で金利が上昇する現状に懸念を示し「今減税するというのは絶対禁句で、少なくとも実質減税はあり得ない経済状況だ」と語った。
 「財政を引き締めることはできないが、放漫財政にしないというメッセージを明確に発しないとハイパーインフレーションが起こりかねない」とも主張した。(後略)』

 とりあえず、意味不明なフレーズ。
「財政パンク」
「放漫財政」
「ハイパーインフレーション(インフレ率年率13000%)」


 財政のパンクって何だ? 具体的に何の指標がどうなれば「財政のパンク」になるんだ?
 

 消費税の税収は、23兆円程度です。23年度の補正予算は13兆円(少な!)でしたが、特に財政はパンクしませんでした。(というか、財政のパンクって何だ?)


 13兆円の補正予算を組んでも財政はパンクしないのに、23兆円の減税をするとなぜ財政がパンクするのか、枝野は論理的な説明をする必要があるでしょ。説明しないならば、単に印象操作で嘘を振りまいていると自ら証明することになる。


 さらには、放漫財政って、具体的に何? いくら国債を発行したら、放漫財政になるんだ?

 

 加えて、一体どうすれば日本のインフレ率を年率13000%に持っていけるの? 核戦争でもやるつもりか。


 要するに、
「頭おかしいんじゃないの?」
 なわけですが、野党第一党の前代表が「これ」では、自民党がこのまま凋落し、政権交代が起きたとしても希望がない。

  
 別に、立憲民主党に限りませんが、「嘘の財政破綻論」に染まっている連中を、「データ」に基づき駆逐していかなければならない。


 枝野に代表される「印象操作」の財政破綻論をふりまく緊縮財政派を駆逐しない限り、我が国に繁栄の未来はない。
 

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