株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから
三橋貴明のツイッターはこちら
人気ブログランキングに参加しています。

チャンネルAJER更新しました。

「値上げしろ、人を囲い込め、投資しろ(前半)」三橋貴明 AJER2024.4.2

  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「独身研究家 荒川和久先生」が加わって頂けました。

 

大阪維新とポピュリズム〜なぜ、悪質な政治手法に騙されるのか?[三橋TV第847回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/D6hixgFeoTc

 世界とは、「政治的事情」によって動いている。そして、その政治的事情とは、
「国民の豊かさと安全ため」
 という経世済民ではなく、というか「そうではない」ことがほとんどで、
「政治的延命」
「個人的感情(好き嫌い)」
「カネ儲け」
 だったりするわけです。


 静岡県の川勝知事がリニア新幹線建設をひたすら妨害したのは、
「川勝知事のバックであるスズキの鈴木修氏が、故・葛西会長と仲が悪く、リニアに絶対反対だった」
 という説が流れていますが、別に驚きはしません。


 ちなみに、生前の葛西氏とお食事をご一緒する機会があり、
「新幹線を羽田空港まで延伸できないのですか? 大井までは来ているので、それほどコストはかからないでしょう」
 と、話したことがあるのですが、葛西氏の反応は、
「飛行機の客だけを運んでも、新幹線はペイしないんですよ
 というものでした。つまりは、利益にならないから、やらない。


 無論、民間企業であるJR東海の会長という「経営者」としては正しい判断だと思いますが、「え? 新幹線って、それでいいの?」と思ったのは確かです。
 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

皇統論第六十二回「壇ノ浦に滅ぶ」、歴史時事第六十二回「大陸封鎖令とロシア遠征」が配信になりました。
https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 岸田総理大臣の目的は、もはや「延命」以外に何かあるとは思えない。


 というわけで、
【岸田内閣が生き残るたった一つの方法[三橋TV第845回] 三橋貴明・高家望愛】
 において、岸田内閣が生き残る方法を披露したわけですが、まあ、わたくしは政局の逆神なので、当たらんでしょう。
 

 そこまでやってもおかしくない、ということで、「起死回生」について解説したわけです。
 

 もちろん、政治的延命や感情、カネ儲けによる政治が「全て悪」という気はないのです。この種の一見、邪な目的で推進された政治が、奇跡的に経世済民に繋がるケースもあるのでしょう。とはいえ、ほとんどは違う。


 特に、戦争という名の事業が、「政治家の延命」目的でエスカレートするとなると、悲惨極まりない

イスラエル再報復「明確に強力に」 危うい首相の延命
 イランの直接報復で緊迫する中東情勢の行方でカギをにぎるのはイスラエルの出方だ。同国のメディア報道によると15日に開いた戦時内閣は「明確に強力に」再報復する方針を決めた。もしも選挙をおこなえば権力の座を追われることが確実なネタニヤフ首相が、政治生命を引き延ばすため強硬策で賭けに出るリスクがくすぶる。(後略)』

 普通に選挙をおこなえば権力の座を追われることが確実な首相が、政治生命を引き延ばすために賭けに出る。他国の話には聞こえませんね。
 

 この種の「え?」と思いたくなるような理由で政治が動き、我々の生活やビジネス、人生が大きく影響を受けてしまう
 

 政治をなめてはいけません。


 同時に、その「政治」は、我々からしてみれば「え?」と思いたくなるような理由で動いてしまう。まずは、この現実を冷徹に認識するべきだと思うのです。

 

「政治をなめてはいけない」に、ご賛同下さる方は、↓このリンクをクリックを!

本ブログへのリンクは以下のバナーをお使いください。
◆関連ブログ
日本経済復活の会のホームページはこちらです。
㈱日本富民安全研究所のブログ絶望の先にはこちらです。
◆三橋貴明関連情報
新世紀のビッグブラザーへ ホームページはこちらです。
メルマガ「週刊三橋貴明~新世紀のビッグブラザーへ~」はこちらです。