株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから
三橋貴明のツイッターはこちら
人気ブログランキングに参加しています。

チャンネルAJER更新しました。

「お笑い大阪万博とんでもないことになってるぞー」(前半)三橋貴明 AJER2023.9.12
 

令和の政策ピボット呼びかけ人に「やまと経営者連盟 代表理事 古賀真氏」が加わって下さいました。

 

需給ギャッププラスの「まやかし」が自民党議員に広まってきたぞっ! [三橋TV第769回] 三橋貴明・高家望愛


https://youtu.be/jijwSlPaLYE

 

 まさに、こいつらこそが、日本国を凋落させた、と断言できる(財務省以外の)勢力が、経団連であり、経済同友会であり、関西経済連合会


 関経連は、PB(プライマリーバランス、基礎的財政収支)を2025年度に黒字化する目標に固執し、
「達成できなければ消費税の増税を」
 と、提言してきました。

『PB黒字化未達なら「消費増税の検討を」 関経連が提言
 関西経済連合会は17日、中長期的な税財政のあり方に関する提言を発表した。財政健全化のために国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)を2025年度に黒字化する政府目標について、達成できなければ消費税率の引き上げを検討することなどを求めた。
 関経連は提言にあたって、現在の消費税率10%のままではPBの黒字化はできないとする試算をまとめた。黒字化の早期達成には消費税率を15%程度にする必要があると指摘。対国内総生産(GDP)比の債務残高を安定的に逓減させるには18%程度までの引き上げが必要とした。提言では年金の支給開始年齢を原則70歳に引き上げることなども求めた。(後略)』

【日本のプライマリーバランス赤字額(左軸、兆円)とインフレ率・長期金利(右軸、%)】


http://mtdata.jp/data_86.html#PB2023

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

超絶的に面白い! 三橋先生と竹倉先生の縄文・弥生談義。日本人の男性は、縄文時代からやっていることが変わらないという衝撃の真実。

https://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 内閣府のデータによると、2022年度のPB赤字額は27.8兆円(22年度の数字は、まだ改訂される可能性があります)。


 政府が27.8兆円のPB赤字になったということは、その分、国民に黒字が回った。
 

 誰かの赤字は、誰かの黒字です。
 

 誰かの黒字は、誰かの赤字なしには存在できないのです。


 コロナ禍初年の2020年度には、日本政府のPB赤字額が50兆円を超えた。


 我々の経済活動が制限され、国民が困窮した以上、政府がPB赤字額を膨らませ、黒字を提供するのは当然です(結局、不十分でしたが)。
 

 2020年度以降、日本のPBはリーマンショック期、東日本大震災期の規模に赤字化しているわけですが、
「で?」
 で、ございますよ。


 国債金利が暴騰(=国債価格が暴落)したか?


 ハイパーインフレーション(インフレ率が年率13000%)とやらになったのか?


 国債金利は日銀がコントロールしているし、2022年度にインフレ率が上がったとはいえ、輸入物価上昇に起因するコストプッシュ型インフレに過ぎません。


 輸入物価の急騰が無ければ、2022年度のインフレ率もマイナスもしくはゼロ近辺に張り付いていたでしょう。


 一体全体、PB黒字化に固執する理由は何なんだ、関経連。


 PBを黒字化するということは、民間が赤字化することとイコールです。つまりは、お前たちも赤字化するんだよ。


 自分たちを赤字化させ、貧困化させる政策に固執し、消費税の増税や年金改悪を訴える。


 この手のマゾヒスト財界人たちにより、日本はひたすら凋落していっている。


 いや、お前たちが頭が悪いのは十分に理解したから、もう「分からないこと」について発言するのはやめろよ!

 

「緊縮財政主義者はいい加減に黙れよ!」に、ご賛同下さる方は、

↓このリンクをクリックを!

本ブログへのリンクは以下のバナーをお使いください。

◆関連ブログ
日本経済復活の会のホームページはこちらです。

㈱日本富民安全研究所のブログ絶望の先にはこちらです。
◆三橋貴明関連情報
新世紀のビッグブラザーへ ホームページはこちらです。
メルマガ「週刊三橋貴明~新世紀のビッグブラザーへ~」はこちらです。