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「コストプッシュ型インフレの真実」(前半)三橋貴明 AJER2022.9.27
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リベラリズムからリアリズムへの転換を!間もなく「戦争」だ [三橋TV第606回]三橋貴明・高家望愛
ロシアのプーチン大統領が、9月30日、モスクワのクレムリンで行われた式典で、ウクライナの占領地域について、ロシアに併合する文書に署名しました。
いよいよ「新時代」が本格的に始まることになります。方向は(良い方向化悪い方向か)分かりませんが、日本の「戦後」は間もなく終わります。
今後もウクライナ軍は東部・南部地域における攻勢を強めていくでしょう。
プーチン大統領は、ウクライナ軍の攻撃を受け、
「ロシア領が攻撃されている」
と、宣言し、戒厳令、総動員へと事態をエスカレートさせていく。戦術核兵器の使用も、もはや「ありえないこと」ではありません。
プーチン大統領は、茶番劇の住民投票を受け、
「住民は、自分たちの選択を行った。この地域に住む人々は永遠にロシア国民だ」
と、一方的に宣言。
西側諸国は、経済制裁を強化するでしょうが、占領地域を奪還できるのはウクライナ軍しかいません。
ロシアへの併合宣言を受け、ウクライナが停戦することは考えられません。「核の使用」の確率は、確実に上昇しています。
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『プーチン氏「米が核兵器使用の前例」、日本への原爆投下に言及
ロシアのプーチン大統領は30日、ウクライナ東・南部4州の併合を宣言する演説で、米国が第二次世界大戦末期に広島と長崎に原爆を落とし、核兵器使用の「前例」を作ったと指摘した。
プーチン大統領は最近、自国の領土を守るために核兵器を使用する用意があると述べ、核兵器使用が懸念されている。
プーチン氏は演説で「米国は日本に対し核兵器を2回使用した」とし「米国が核兵器使用の前例を作った」と述べた。』
以前、三橋TVで、
「習近平は、プーチンに核を使ってもらいたがっている」
と、語りましたが、理由はこの種の「相対化」が可能になるためです。
「いや、核はダメだとか言われても、アメリカもロシアも使ったじゃん」
という話です。同時に、プーチンが戦術核を使用すると、「核による脅し」の効果が爆上がりしてしまいます。
今後の展開は分かりませんが、プーチンが戦術核を使った場合、「核による脅し」のパワーが高まり、同時に中国も核兵器を使いやすくなる。
プーチンが核を使わないまま、占領地域の「ロシア領化」を完了させてしまった場合、またもや「同じ手」で次なる領土侵害、現状の変更に向かう。そもそも、今回の住民投票にしても、過去のクリミア住民投票という「成功」が背景にああるわけです。
ウクライナの方々は、ソ連崩壊後、現在の日本のように「不真面目」で、軍縮を繰り返し、
「もう戦争なんか起きないよ」
と、お花畑チックな平和主義に浸っていた。彼らが「真面目」になったのは、クリミアを取られて以降です。
時代は変わりつつあります。間違いなく、悲惨な方向に。
日本国民も変わらなければなりません。間もなく、我々も「戦争」です。皮肉な話ですが、新たなる戦争は、文字通り「戦後」を終わらせることになるのです。
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