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メディアパトロールジャパン ついにオープン!   


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 「テレビ政治」の内幕 (PHP研究所) 三橋貴明・八木秀次対談本 発売開始!
http://www.amazon.co.jp/dp/4569777104/
 「新世紀のビッグブラザーへ」以来の、久々の「政治本」でございます。


 一昨日18:00、無事にメディアパトロールジャパン(http://mp-j.jp/ )をオープンすることができました。関係者の皆さま、応援してくださった皆さま、ありがとうございました。


 また、同じく一昨日の群馬街頭演説会にお越し頂いた皆さま、本当にありがとうございました。まだまだ未熟な演説ですが、皆さまからのご指摘やご批判を受け、日々、修正に努力していきたいと思います。


 今週から、三橋に秘書がつき、ようやく様々な事務的業務から解放されることになります(後援会事務所の話です。MPJ及び株式会社三橋貴明事務所の事務は、全部、自分でやっています)。今後は、秋葉原の喫茶店などで「国家のグランドデザイン」(や、他の原稿)の執筆に従事することになります。


 今後、三橋のスケジュールはWebにて公開されることになります。まだシステムができていませんので、ブログやツイッターで「今、どこにいる」をお知らせしていこうと考えています。
 後援会の皆さまには、三橋のスケジュールをWebでご確認頂いた上で、企画したイベントについて渡邉幹事長宛にメール頂ければと存じます(後援会入会御礼のメールに掲載されているメールアドレスです)。スケジュール的に可能な限り、ご対応させて頂きたく存じます。


 昨日まで、佐賀、高知、群馬と、三回ほど街頭演説を経験したわけですが、色々な人とお会いいたしました。その中で聞いた、最も強烈なエピソードを一つご紹介いたします。


 首相や閣僚など、大物政治家の地方演説には、新聞記者などが大挙して着いて来るそうです。かつては、彼らの移動費(車の準備)や弁当代も、政党側が持っていたそうなのですが、これらのイベントにくっついてくる記者は、皆、新人記者なのだそうです
 新人記者なので、政策の話とかは全く詳しくありません。でも、それでも構わないのです。なぜならば、首相や閣僚の演説が終わった後に、車の中では各社の記者たちの間で、以下のような会話が交わされることになるためです。


「どうだった? 失言あった? ボクは気がつかなかったけど、なかったよね。(おもむろに携帯電話に電話)あ、もしもし。デスクですか。○○です。今回の首相の演説、失言はありませんでした。はい、失言はなかったんです。はい、はい、失礼致します」


 要は、各新聞社は失言の有無を確認するため、記者を派遣しているだけなのです。だからこそ、新人記者でも別に構わないのですね。
 大物政治家の演説を聞いた各紙の記者たちは、車の中で互いに失言の有無を確認し合い、それを社の方に連絡するわけです。記者クラブでやっている読み合わせと同じことを、地方演説の車の中でもやっているわけですね。

 こんな有様で、堂々とジャーナリストを名乗れますか? 全国の新聞社で働くサラリーマンの皆さん?


 先日、出演したラジオ日経「深野康彦のマネーマガジン」のオンデマンド版が掲載されていました。
http://market.radionikkei.jp/mm/
 右側にある「今すぐ聴く!オンデマンド 話題の著者に訊く~三橋貴明氏(2010.2.24放送分)」からダウンロードできます。


 アメリカ経済もデフレ色が強くなってきましたが、ドイツも同様なようです。


2月のドイツ消費者物価:前年比0.3%上昇-予想下回る
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=aW.OpJC2ZLBM
 2月のドイツのインフレは鈍化し、物価上昇ペースはエコノミスト予想を下回った。食料品とエネルギーの値下がりが影響した。
 ドイツ連邦統計庁が26日発表した2月の同国の消費者物価指数(速報値)は、欧州連合(EU)基準で前年同月比0.3%上昇した。1月は0.8%の上昇だった。
 ブルームバーグがまとめたエコノミスト20人の調査では、2月は中央値で0.6%上昇と見込まれていた。2月の指数は前月比では0.2%上昇した。
 ドイツ連邦銀行(中央銀行)は18日、景気回復が「緩やかになる」とし、物価上昇圧力は抑制されるとの見通しを示していた。
 INGグループのエコノミスト、カーステン・ブルゼスキ氏(ブリュッセル在勤)は「ドイツの今年前半のインフレが極めて低くなることを意味する」とし、「それゆえ、控えめな賃上げがインフレによりむしばまれることはない。これは消費者の購買力にとっては朗報だ」と語った。 』


 2月22日のエントリー(物価下落と金融引き締め http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10465101364.html  )で、CPIが予想通り上昇しないアメリカ経済について、
「要するにでデフレじゃん!」
 と書き、NHKなどが、
「アメリカで景気回復が続いているものの、物価は安定した状態にある」
 と報道したことについて、「まさしく、ものは言いよう」と表現しましたが、上記ドイツの記事の「これは消費者の購買力にとっては朗報だ」も、まさしく、ものは言いようでございます。


 結局のところ、日米欧という巨大なマーケットで需要が減退している以上、世界的なデフレ色の払拭は難しいのではないでしょうか。では、日本はどうすればいいのかという話ですが、上記のラジオ日経「「今すぐ聴く!オンデマンド」で結構話せましたので、是非、聴いてみて下さい。(感想はコメントに)


「失言だけ」を追い求める新人新聞記者の話に、「いかにも・・・」と思ってしまった方は、
このリンクをクリックを。

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さらば、デフレ不況 -日本を救う最良の景気回復論―  著:廣宮孝信 監修:三橋貴明 (彩図社) 間もなく発売


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