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三橋貴明後援会 ついにオープン!


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【中国合弁会社幹部が体験した出国停止事件】
http://www.youtube.com/watch?v=I0HMmDuAZyo&feature=youtube_gdata
ニコ動版 http://www.nicovideo.jp/watch/sm9808855

今週土曜日、自民党青年局・女性局のイベント「JIMIN NEXT」のイベントで群馬に行きます。

◇平成22年2月27日(土)
 14:15 高崎駅着
 14:45 安中市・安中べイシア着 街頭演説会
 15:20 安中市・須藤病院着 党員対話集会
 16:30 高崎駅西口駐車場着 街頭演説会

すぎやまこういち先生西村幸祐様にもご挨拶頂く「3月10日 三橋貴明後援会設立記念パーティ」のご案内はこちらです。
 >>>「三橋貴明後援会設立記念パーティのご案内 」 http://blogs.yahoo.co.jp/daitojimari/58957569.html

 昨日に引き続き、ギリシャです。
 現地時間で24日。ギリシャでは予定通り、人口の四分の一が参加するという大規模なゼネラルストライキが実施され、全土が混乱状態に陥りました。

ギリシャでゼネスト、全土に混乱…250万人参加
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100224-OYT1T01177.htm
 ギリシャで24日、政府の財政再建計画に反対する労働組合が、24時間の大規模ストライキ(ゼネスト)を実施した。
 政府が先月発表した再建計画は、公務員の社会保障費にメスを入れると同時に歳入増のため増税を盛り込んだ内容。この撤回を求めるスト参加者は主催者推計で250万人以上で、国内交通網がマヒするなど混乱は全土に広がった。(中略)
 ギリシャの問題は、ユーロ急落を招き、信用不安がほかのユーロ圏諸国に飛び火するほどの事態を招いている。政府が先月、財政再建計画を発表したのも、欧州連合(EU)からの厳しい要請を反映させたものだが、計画を実施する立場の財務省職員までストに参加する始末で、財政再建の前途は険しい。』

 読売新聞はギリシャの切迫した状況について、なかなか良記事に仕上げているのですが、最後の行まで読んで、思わず笑ってしまいました。余計なオチをつけなくていいから・・・・。
 とは言え、現在のギリシャの状況があまりにも深刻で、次第に喜劇の色を帯びてきたのは確かです。
 中略部分で、アテネの大手通信会社勤務のディミトリオス・チョカス氏のコメントが載っています。
政府が我々の暮らしの実情を理解するまでストを続ける」
 このコメントを読むだけで、ギリシャの置かれる環境、パパンドレウ政権が直面している状況がいかに厳しいものかが理解できるわけです。
 片や、ユーロという「システム」を維持するために、超緊縮財政を要求する欧州委員会とECB。片や、自分たちの暮らしを守るために、政府の緊縮財政に反対するギリシャ国民。両者の間に挟まれてしまったパパンドレウ政権は、結局、どちらも選べないまま崩壊するしかないように思えます。
 
 さて、ギリシャを救済する力と立場を持つ、ほとんど唯一の国であるドイツの方も、こちらも相変わらず大きく揺れているようです。

独Ifoのジン所長:ギリシャはIMFの金融支援を受け入れるべきだ
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a_kF79dLNxZc
 ドイツのIfo経済研究所のハンスウェルナー・ジン所長は、ギリシャは国際通貨基金(IMF)からの金融支援を受け入れるべきだとの見方を示した。 (後略)』

 わたくしも、ほぼ同意見です。ギリシャはIMFに緊急支援を要請し、IMF(及び、その背後に隠れるEU)管理の下で立て直すしかないでしょう。残りのシナリオは、全て「ギリシャのデフォルト(共通通貨建てにせよ、外貨建てにせよ)」に結びつきかねないので、大変危険です。ギリシャが万が一デフォルトすると、他の南欧諸国やアイルランド、それに東欧バルト諸国にまで「デフォルトの連鎖」が発生しかねません。
 すなわち、ギリシャは「アジア通貨危機時のタイ」になりかねないのです。
 但し、ギリシャがIMF管理になると、ギリシャ国民は「ユーロの二等国民」となってしまうため、結局のところ、国民からユーロ離脱を求める声が高まるような気が致します。

ギリシャ救済:ドイツが陥るジレンマ、最高格付けと輸出の板挟み
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=ajvoC25XTLzE
 ギリシャの財政危機を救済するための支援に同意するかどうかいかんで、ドイツは自国の最上級格付けを危険にさらすか、あるいは輸出を犠牲にするかどちらかの選択を迫られることになりそうだ。(後略)』

 ギリシャなどへのドイツからの輸出は意外に多く、ギリシャ破綻はドイツの輸出市場を痛めつける、という考え方です。ドイツ連邦統計庁によると、南欧五カ国へのドイツの輸出額は約10兆円。ドイツの輸出全体の12%を占めるとのことです。
 この視点は、なかったですねえ・・・。

 いずれにしても、ギリシャそしてユーロがいかなる決着を迎えるのか。最終的な結果が出る日が、遠くないことだけは間違いないと確信しています。

ドイツの苦悩に、妙に親近感を覚えてしまう人は、

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