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「日本銀行の利上げがもたらしたもの、もたらすもの(前半)」三橋貴明 AJER2024.8.20
  

令和の政策ピボット呼びかけ人に「独身研究家 荒川和久先生」が加わって頂けました。

 

国債の利払いは全く問題なし!〜財務省が使う曖昧な言葉の真相を暴露します。[三橋TV第903回]三橋貴明・菅沢こゆき


https://youtu.be/eHhDUJaRY0A

 

 ロバート・ケネディ・ジュニアが米大統領選挙から撤退し、トランプ・前大統領を支持すると表明しました。


 ロバート・ケネディ・ジュニア(以下、RKJ)は、ロバート・フランシス・ケネディ(通称ボビー)の息子で、ジョン・F・ケネディ大統領の甥になります。わたくしの年代であれば、暗殺されたケネディ大統領の弟、ボビーが大統領選挙に出馬した際に、やはり暗殺されてしまった「史実」を覚えているかも知れません。


 ボビーは、大統領選挙で、
「私の家族も白人の手によって殺された。今この国に必要なのは分裂ではない。今この国に必要なのは憎しみでもない」
 と語り、その後、暗殺されました。


 わたくしが産まれたのはボビーが頃れた後なのですが、何というか「伝説」が残っていた。その息子が、大統領選挙のキーマンになっている。

無所属ケネディ氏が撤退 トランプ氏支持を表明―米大統領選
 11月の米大統領選に無所属で出馬していた「第3の候補」ロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)は23日、西部アリゾナ州フェニックスで演説し、大統領選からの撤退を表明した。共和党のトランプ前大統領(78)への支持も打ち出した。大統領選はトランプ氏と民主党のハリス副大統領(59)の一騎打ちの構図となった。(後略)』

 さて、ここでありがちなDSだのウイルスワクチンの話をしたいわけではありません。理由は、よう知らんから(コメント欄に書き込むのは自由。返信しないけど)。


 そうではなく、
「国民統合」
 という根本の話をしたいのです。


 本日、配信の三橋TVで解説していますが、一応、成功した移民国家であるアメリカ合衆国には、「ある理由」があるのです。


 「一応」とつけてはいますが、何しろアメリカは、二度の大戦争を戦ったわけで、これは国民統合なしでは不可能です。もちろん、プロパガンダの影響はありましたが、そもそも国民統合感覚ゼロに国にナショナリズムをもたらすことはできません


 国民統合が無くなった国、ナショナリズムを喪失した国がどうなるのか。


 先日のイギリス暴動と同じように、日本でいえば、
「日本人と日本人が殺し合う」
 状況になります。
 

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お待たせいたしました!
特別コンテンツ「三橋貴明×宇山卓栄:日本人はどこから来たのか(後編)」がリリースになりました。
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 日本やイギリスは、移民がいなければ(入れてますが)問題は起きない。それに対し、アメリカは初めから移民国家なのです。


 となれば、どのように国民統合を成し遂げ、「国民対国民」の争いを防ぐのか。


「移民を受け入れなければいい」


 は、まあ、その通りなのですが、アメリカは元々移民国家なのです。


 国民統合が緩い国において、LGBTだのBLMだのWOKEだの、
「いや、それってそんなに重要?」
 と突っ込みたくなるイデオロギーがクローズアップされ、国民を分断していく。


 個人的には、誰がどんな性的価値観を持っていても、どうでもいいよ。本当に本当に、心底から興味がない。


 それはともかく、日本も他人事ではありません。


 ホモ・サピエンスの目的は、生存と生殖。生存と生殖のためには、共同体を守らなければならない。


 綺麗ごとではなく、人間は一人では生きられない。となれば、歴史、未来、文化、伝統、価値観、ライフスタイル、生き方、言語、宗教、等々を共有する共同体は必要です。


 大震災が起きたとき、一人で生き残れますか? 家族を守れますか?


 その共同体を破壊しようとする動きが、確かにある。アメリカ大統領選挙でいえば、わたくしは「カマラ・ハリス陣営」の方がその色が濃いと思う。


 そして、トランプ・前大統領やRKJがそれに対抗しようとしているように見える。


 とりあえず、「国民対国民」の流れに抗おう。国民が分断され、皆が「個」に分断された世の中は、地獄だよ。


 誰もが、全員の敵。生き残るために、万人が万人と闘争する。そんな世の中が、望みなの?
 

「万人が万人が闘争する社会などごめんだ!」と、思われた方は、

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