あー。無理でした。


もう生活に溶け込んでしまってて、それらをひとつひとつ剥がしていく作業をしてたんだけど、


きりが無い。


し、別に今すぐ結婚するわけでも彼女を作るわけでもない。親からさりげないプレッシャーを受けてはいるが。


だから、別にまだ好きでもいいじゃない。


という結論に至った。



それからしばらくして、一週間も前に最後と思い送ったメールの返信が来た。


相手の事を考えない時間に、相手の事を考えない自分勝手な言葉を、友達というルールを破り。


「悲観的過ぎ!」


怒られたのを思い出す。


でもそれはあんまり治らなかった。


楽観的にそのメールを見る事は出来ないよ。


「いや、結婚したんだけど。」「きも」「ふーん。それじゃ」


たぶん、それなら本当にこれで終わる。



終わりたい気持ちと、終わりたくない気持ち。


理性と感情。



メールはまだ見てない。


受信マークがついたままで、非常に不便である。


誤って開いてしまいそうで、非常に危険である。