前回、ヘルプ大学のデータベースの使い方を紹介しました。
以下の記事をFacebookにもアップ後
友達から更に使える論文データベースのサイトを教えてもらったので
ヘルプ大学のデータベースを実は使用していません(笑)
ヘルプ大学のデータベースには色々不便な所があったのです。
・ダウンロードできるファイルが少ない
・一部有料
・途中までしか読めない
読みたい論文があっても、有料だったり、途中までしか読めなかったり、歯痒い思いをしました。
これらの問題を解決してくれるのがこのサイト、Sci-Hubです。
Sci-Hubとは
Sci-Hubは、62,000,000を超える学術論文を出版社の有料のサービスを回避して直接ダウンロードできるオンライン検索エンジンである。新しい論文がアップロードされると、学術機関のプロキシを通してアクセスする。こうしてSci-Hubがアクセスした論文は、LibGenリポジトリに保存されている。
Sci-hubは、1記事あたり30ドルにもなる高額な有料サービスへの対抗として、2011年にカザフスタンの大学院生アレクサンドラ・エルバキアン(Alexandra Elbakyan)によって設立(wikipedia)
無料でたくさんの論文が読めるこのサイト、一方、「著作権の侵害だー」と訴えられることもあり。
しかし
’全ての人が利用可能で、情報・経済の不平等無く、自由に誰とでも研究結果を共有できる。’
という大義があり、Sci-Hubは一部のコミニティーにとっては非難を受けたりしていますが
色んな人のサポートによって支えられているのです。
運営費も寄付金で成り立っているとのこと
利用するには拡張機能をアップデートする必要があり、パソコンに不慣れの人は大変だと思うので説明していきます。
1、Sci-HubのURL:https://sci-hub.ac/ をクリックし、適当な言葉を入力して’オープン’をクリック。
2、エラー表示となり以下の画面になります。
3、拡張機能をダウンロードする。Download the extensionと書かれているところをクリック
4、ダウンロードされた拡張機能(Zip形式)を解凍します。
そして、google Chromeの拡張機能のページに移動し、’パッケージ化されていない拡張機能を読み込む”を選択し、解凍したファイルを選択します。
<以下の写真を参考>
Sci-Hub(1) を選択します。
読み込み後、以下のマークが拡張機能の欄に追加されると思います。
これで準備OKです。
5、手順’1’に戻り、調べたいワードを入れてもエラー画面に飛ばず、下の画面になります。
グーグル検索のような感覚で論文が探せます。
これは素晴らしい!!
気になる論文をクリックします。
論文にもよりますが、比較的簡単にダウンロードページを発見することができます。
ダウンロードする必要がない人は、そこで読めちゃいますね。
ちなみに、多くのサイトが以下のような表示になると思います。
黄色で囲ってある所をクリックすればダウンロードできます。
僕の場合、一度印刷してからじゃないと読めないのでダウンロードできるのは本当にありがたい
いかがでしょうか?
これで、レポート作成、卒論制作に役にたってのではないでしょうか?
Sci-Hubを利用して最新の知識に無料で触れよう!!