君に逢いたい



君に逢いたい

週末を一緒に過ごせる君とぼくになりたい

心地よい光のあふれる二人だけの部屋で

君のそばで、二人のお気に入りの音楽を聴きながら

ゆったりと流れる時間を過ごしたい

お互い声を出さなくとも、笑顔と目と目で話ができる二人でいたいのです

とっぷり暮れゆく夜を二人で過ごしたいのです



君に逢いたい

週末を一緒に過ごせる君とぼくになりたい

おだやかな空気のただよう二人だけの部屋で

君のそばで、お互いのお気に入りの本を手に取り読んでいたい

お互い声を出さなくても、うれしい気持ちになれるのです

とっぷり暮れゆく秋の夜長を二人で過ごしたいのです



君に逢いたい

週末を一緒に過ごせる君とぼくになりたい

まだまだ暑いから、少しばかりのエアコンの効いたさわやかな二人だけの部屋で

隣に座った君と、しっかり手を繋ぎ、話していたいのです

お互いいっぱいいっぱい話したいことがある二人だから、ぼくが聞き役になろうかな

とっぷり暮れた秋の夜、二人でいつまでも過ごしていたいのです



君に逢いたい

週末を一緒に過ごせる君とぼくになりたい

物音ひとつしない静かなる二人だけの部屋で

君を見つめていたいぼくなのです

君の素敵な笑顔と柔らかい手を見つめていたいのです

とっぷり暮れていく窓から見える夜景もぼくたちを祝福してくれるにちがいない



君に逢いたい

週末を一緒に過ごせる君とぼくになりたい

わずかに君とぼくのシルエットが形づくる二人だけの部屋で

ただただ君と愛し合いたいぼくなのです

君の素敵を全身に感じて、そして君に愛の喜びを感じていてほしいと願うぼく

とっぷり暮れゆく初秋の日、ぼくの夢をかなえてほしいのです



君に逢いたい

週末を一緒に過ごせる君とぼくになりたい

週末を一緒に過ごせる幸せはまだまだ手には入ってはいないけれど

それでも、君をいっぱいいっぱい想える幸せをもらった

今、君と生きる幸せとぼくと生きる幸せが重なり合っている

とっぷり暮れた初秋の夜、互いにそれを認め合える君とぼく

きっと夢はかなえられると信じられる君とぼくの二人がうれしいのです